「衣食住」の必要性。 | げんかや14号店                     ~早稲田の中心で、トムヤムうどんを作った~(仮)

「衣食住」の必要性。

先日、久々に司馬遼太郎著『竜馬がゆく』を読み直して、「よし、俺もデカイことやるぜ!」と心に誓っていたところ、










飲み会の誘いが来て、そちらに直行しました。



















「飲みにゆく」。どうも、はまじです。













さて。卒業を直前にして少々センチメンタルになってる昨今ですけども。








自宅の本棚を漁っていたら、ちょっと妙な本が目につきました。
















曰く、「早稲田に入るならこんな学生生活を過ごせ!」的なマニュアル本。








入学当初に父からもらったこの本を、僕は完全スルーしていたのですが、















改めて読んでみると、この本には次のような注目すべき名文句が収録さていました。
















曰く―――





































「早大生は、衣食住には金を使うべからず」。








































なるほど。





早大生たるもの、ファッションにハマって周りを見失ってはならないし、食ってばかりで非生産的な生活も許されない。

住む場所でさえも清貧を重んじ、軽はずみに贅沢をするのは慎むべきである―――。

































つまり野暮ったい学生生活を送れ、と。



















で、冷静に僕は考えました。








げんかやメンバーこそ、「衣食住」を惜しんで青春を送ってきたのではないかと。






ファッションを無視し、




美味いメシも食わず、




安い下宿に居を構える…。








































































そんな清貧をモットーにする、ピッタリのメンバーを一人、発見しました。










































なり

病院送りの阿呆・なり。


























~「衣」の場合~




論より証拠。






まずはこれまでに何度となく紹介した、以下の画像を黙ってご覧ください。
































落書き

5月、顔に落書きされたときの服装。





































カンパーイ

6月。六本木パーティーの時の服装。

(画像左端)












































秀寿司

9月。日本縦断旅行の時の服装。






















































……




































































毎回同じTシャツ。





























ハゲはこの紫色の奇妙なTシャツを愛用し、未だにこれをしょっちゅう着ています。













~「食」の場合~


ハゲはいつも何を食しているのでしょうか。





例えばげんかやメンバーの大食漢・たかしなどは、皆で会食する際など、お気に入りの店などを紹介してくれるのですが―――

(現にmixiではグルメな日記を展開している)













































なりの場合は、それが皆無です。





































たまに僕の部屋に転がり込んできて、酒と一緒につまみを買ってくることがあるのですが―――




















































そのときは決まって100円のポップコーンを買ってきます。

(ある意味グルメ)






















































































































~住の場合~



今更な話をするようですが、現在は2006年。



東京で大学生活を始めるにあたり、相場になるのは、













1Kで6畳、ユニットバスといったところでしょう。














しかし、このなりの場合―――











































3畳、風呂トイレ共同。築ウン十年。



















































……















































『神田川』の時代。

(70年代ぐらい)
































































この男、上京して以来ずっとこの部屋に住んでいました。









勇気あるげんかやメンバーも、何度か怖いもの見たさに訪問したことがありました。










しかし、あまりにもひどすぎる。













大学2年生の当時、たまりかねたゼウスたかしが、なりに忠告しました。











「お前、引っ越せ」と。









こんな部屋に住んでちゃ彼女もできないぞと。
















意外にけっこう頑固な阿呆も、珍しくこの忠告には従いました。














数日後、なりからたかしに連絡が来る。






















なり「俺、今度引越してん」











たかし「マジで?どこに引っ越したの?」




































なり「同じ下宿の2階に(・∀・)

















































!!!!!!





















































たかし「同じ間取りの部屋に引っ越したのかよ!




























お分かりであろうか。


































なりは、可哀想なほどに阿呆なのである。

(「阿呆」というか、もはや「愚か」)























ちなみにこの阿呆、社会人になるにあたって、再び新居探しをする必要に迫られた。





で、実際に部屋を決めたのだが、その報告を我らがげんかやBBSに書き込んでいる。






読者様にも読んでいただければこれ幸いである。












以下、抜粋。































投稿者:なり 投稿日: 2月22日(水)21時41分11秒

決めてやったわ。
卒業決まってへんけどな。

大宮から一駅の宮原ってとこ。
チャリ通、確定。

3万9千円(水使い放題)

六畳(今の二倍)
電気コンロ付き。
ユニットバス激狭。

不動産屋A
「ユニットバス太ったら入れないぐらい狭いですけど、本当にここで大丈夫ですかー?」

自分「目ーつぶって海を思い浮かべながら入るんで、大丈夫ですよー。」

不動産A
「実際広さ変わらないですけど、本当に大丈夫ですかー。」
不動産屋さん、ナイスツッコミ。

ありがとう。





































…なりよ、2、3つっこませてくれ。














来年塾講師になるお前は3万円台のアパートでチャリ通圏内の物件をゲットして喜んでいるようだが―――



























まずお前、まだ卒業確定してないのか!?














そして、






















不動産屋のツッコミに喜んでる場合じゃないんじゃないか?

(風呂狭すぎ)




















さらには―――




































不動産屋は一人しか登場しないんだからわざわざ「不動産屋A」と設定する必要はないのではないか?

(だって「不動産屋B」は登場しないじゃん?)





























結論。


























































なりは阿呆である。






























































































滅。












































日本の将来が心配です

(4月からハゲは塾講師)