2年前くらいから販売すると言い続けやっと製品になりました。

サイズは下から30g/45g/60gの3サイズです。

上から見た通りセンター重心設計です。

 

SLJ用のジグを作ろうと思い立ち、シーズンを通してテストして感じた事は

●ボディ形状は小さい方が相対的に有利

●着底が速いもの

●操作性がいいもの

以上3つの要素を満たす事を条件に開発が始まりました。

操作性がいいものとはリフト&フォール時の水抜けの良さと連続したショートピッチジャークでエビになりにくい事にフォーカスしました。

 

その名の通りエギのボディ形状から着想しました。

エギはどんなシャクリでもボディがブレずダートします。それだけ水切れがいいボディ形状だと言えそうです。

 

通常コンパクトでファットな形状のジグはただ巻きでよく泳ぎますが、リフト時の操作が重く感じるジグが多く、またそのようなジグは細かいショートピッチジャークを入れるとエビになり易いものが多く見受けられます。

エギジグはコンパクトボディを極端なセンターバランス設計にする事で、ジャーク後にボディを跳ね上げた後の水平姿勢が非常に安定しており、連続したショートピッチジャークにも針絡みしにくい設計となっています。

ただ巻きではロールを伴った細かいウォブリングアクション。ただ巻きに特化したジグより弱めのアクションですが代わりに操作性に重点を置いた設計となっています。

 

この分野のジグは青物用のジグ以上に魚がジグを選ばないので小さければ正直なところ何でも釣れます。SLJ用のジグが市場にはあふれていますがコンセプトがしっかりしたジグは意外と少ない印象を受けます。個人的には意外とありそうで無い形状のジグが出来たと思っています。

 

鐘崎から平戸田平まで玄界灘を一通りテストしシーズンを通して釣果も得ました。

このジグの開発にあたり、きずなまりんの安井船長、SUNの瑞生船長、エルクルーズの岩室船長、わかしお天王丸の七田船長、アールクルーの吉田船長、カモラバの鴨川船長、テストにご協力いただきありがとうございました。

 

今現在、吉田釣具、まるきん伊万里店、糸島店、キャスティング福岡店に出荷(出荷済みもあり)を予定しています。もし店頭で見かけた際はご検討よろしくお願いいたします。