年齢を重ねれば、もの忘れが増えるのは当たり前。
そんな風にとらえていたのだけれど、2015年の年末辺りから
「私、頭がへんやねん・・・ボケてしまったんやろか
」
と本人が度々口にする様になりました。
大らかだけれど、気になりだしたら眠れなくなる程悩むので、2016年に入ってから神経内科へゆきました。
待ってる間は不安そうなのに、不思議と診察室へ入るとちょっとしゃんとするんですね(笑)
簡単な問診の後、簡易検査なるものをやってもらうとスラスラっと返答。
「満点ですね。問題ないですよ。今気になってるのは『もの忘れ』で『認知症』ではありませんよ。
年齢も重ねられてるし当たり前。心配ないですよ
」
そう診断されました。
「よかった♬
もし兆候があるなら、お薬で進行を遅らせられると聞いたので早めに来たんですが・・・」とお話しすると
「お薬はありませんよ。現段階で有効なお薬はありません」
そう言われたのだけが、凄く不思議な気がしました。
帰り道「『もの忘れ』はしたっていいんだよ。心置きなくわすれちゃえばええやん♬(^O^)
これで安心出来るんやから、これから年1回は健康診断のつもりで来ようね」とそう話しながら帰りました。
先日、今かかっているお医者様にその事を話すと
「その時、MRは撮らなかったの?!」
と少し含んだ様子で言われ、ドキッとしました。
その時は、胸をなでおろすばかりでそんな事思いもしませんでした。
認知症のサインとして「同じものを買う」と言うのがある様ですが
その傾向は実は何年も前からありました。
その頃は既に整理整頓がかなり億劫になっているのは感じてましたが我が身を思えばそこをツツカレルのも嫌だろうし
(母も姉も私も整理整頓が苦手 (^ ^;))
タイミングが合えば「あそこにあるんちゃう~?」なんて
一緒に探せばいいし、
「しまった!!!賞味期限が切れてた(>_<)勿体ない」
なんて・・・我が家系にとっては珍しい事でもなかったし・・・。
年齢も高いんだから仕方ないよね(笑)などと
若く見える母(ともすれば70代前半にも見える)と言えども
年齢にはかなわないね、自然な事。いつか私たちも通る道。
そんな風に思っていました。
けれど同居が決まり
『同居に向けて全てスリム化』の名の元にそれらとじっくり向き合い始めると
「すりごま」3袋パック・・・・・が6セット💦
とか
「乾燥わかめ」・・・・・・12パック💦💦
とか
「ミカンの缶詰」・・・・・17缶💦💦💦
とか
「味付けのり」・・・・・17瓶(タワーが出来た✨)
とか
「レトルトカレー」3袋パック・・・・・が8セット
とか
幾らなんでもちょっと多いね。
(当然の様に賞味期限が切れてるものもある)
整理してここにこれだけまとめてあるから、もう買わなくていいからね♬
と話した翌週行くと何かが増えてる。
「ここにまとめたでしょ?ここにこんなにあるよ
」と言うと
「えっ?知らなかった。何でそんなにあるの?!聞いてないもん
言ってくれな!」とぷち逆ギレ。
『そんなあほな!
見えない収納だと忘れやすいから全て見える場所に置いてあるのに・・・。
って言うか買ったの自分でしょ!!もぉ!負けず嫌いだなっ!!!』
と、言った!イヤ、聞いてない!が増え始めていました。
それにしても、母らしい。
母は昔から健康に関する情報に敏感で、
ゴマ・・・認知症予防、生活習慣病、食物繊維etc
わかめ・・・がん予防、食物繊維etc
のり・・・食物繊維、生活習慣病、カルシウム補給
カレー・・・認知症予防
どれも年齢を重ねる度に母が気にしている事を予防するとして
「○○はこれにいいんやって、だから毎日摂るわ✨」
って聞かされたものばかり。
で、唯一かわいいのが「ミカンの缶詰」
「お父さんも食べはるし。毎日出したってええねんでっ!
それに、私好きなんやもん!!!17缶くらいすぐ食べてしまうもん!」
えっ?!好きなの?!ミカンの缶詰?!?初めて聞いた!!!
そっか。。。うん、食べてね。どうぞどうぞ。
でも、賞味期限が何年も過ぎてるのは・・・捨てさせてね(;^ω^)
「えぇ~!!!缶詰やから大丈夫やろ?![]()
もうすぐ食べる!!明日から毎日食べるもんっ」
ず~~~っと父や子供や孫を優先してばかりで
やっと自分の好みを主張して来たのかな。
・・・と揉めたミカンの缶詰の事は、もぉ眼中にない様子の母。
まぁ乾物、缶詰はね・・・(^▽^;)
期限が近づく前に、食べてもらおう。。。と思っております。