こんにちは


みなさんは生きていて「孤独」を味わったことはあるでしょうか?

1人でいてもそれを感じない人もいるし、逆に大人数でいても感じる人もいるかもしれません。


私も以前はひとりで出かけたりする時「自分の好きな時間に好きな場所行けるし、ひとり時間最高!」と思っていました。


しかし極端にひとりの時間が長すぎるとネガティブな影響が露呈してきます。


私がひどい孤独感を感じ始めたのは、家にいて人に会わない生活になって9ヶ月経ったあたりです。それまで私は一度も人生で「寂しい」など孤独感やそれにまつわる感情を抱いたことがありませんでした。ゆえに突然湧いてきた「正体がよくわからない感情」に当惑しました。


このどうしようもない感情は何なんだろうと考えた結果、辿り着いたのが孤独感でした。

考えてみれば数ヶ月も人に会わず話していない、そのような感情を抱いて当然ですね。


メンタルヘルスや脳科学の本を読んで知りましたが、「長期的な孤独」というのは1日にタバコを数十本吸う行為に匹敵するほど体を蝕んでいくようです。


ではなぜ人にとって「孤独」がここまでダメなのでしょうか。


人類は誕生した時から集団生活をすることで猛獣から身を守ったり複数人で狩りをして食料を確保して生き延びてきました。つまり集団=生存率が高い、逆に1人=生存率が低い。これが脳に刻まれています。人間の脳は突然進化するものではないので、こんなに1人で安全に暮らせる現代にいる私たちの脳内でも「人は集団生活するもの。1人では生き残れない。」という前提は変わっていません。


つまり「長期的な孤独」を経験している人の脳内がどうなるかと言うと「1人は危ない!今1人でいるなら生き残るために周りを常に警戒しないといけない。」というように脳が警戒モードに入ってしまいます。


僕は自分の脳がまさに今こうなっていることを実感しています。例えば今まで過ごしてきた自分の部屋にいるのに、なぜかソワソワゾワゾワして落ち着かないのです。それこそ何が起こってもいいように常に警戒しているような感覚です。


みなさんもホラー映画を見た後に、1人でいると何となく落ち着かなかったり、暗い場所に行くと何か起こるような気がしてしまう気持ちになったことがあるのではないのでしょうか?


まさかにあのような感じです。


他にも前は全く気にしなかったような音にも敏感になりました。音が鳴ったり何か少しでも自分の予期しないことが起こるとそれに過剰に反応して冷や汗が出たり心拍数が上がるようになってしまったのです。


まだ書きたいことはありますが長くなってしまいそうなので、一回記事を閉めさせていただきます。

ここまでご覧頂きありがとうございます!