こんにちは


みなさんも「仕事が暇すぎて病みそう」や「休みだけど暇で逆に疲れた」という経験をしたことがあるかもしれません。


暇というのは過剰にありすぎると心身に良くない影響を及ぼしますよね。


僕はこの1年間家にいる生活で「終わらない暇」の怖さを知りました。


最初は「暇」と思ってもゲームをしたり、映画を見たりして楽しめていました。

しかし…

人間というものはやはり同じ刺激には慣れてしまうもので、あれだけ楽しかったはずのゲームや映画などが今では楽しく感じられず見る気もやる気も起こらなくなりました。完全に不感症です。


そうなると「暇」というものから逃れられなくなります。


そしてこの「終わらない暇」がどういう影響を及ぼすのか…

人間の脳にはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という想像(創造)などに関わる暇な時に働く回路があり、適度なDMN活動は情報を整理してくれて頭がスッキリします。

が、暇が延々と続くとどうやらこれが暴走し始めるようです。人間にはこれとは別に集中する時に使う回路があるんですが、暇が続く=DMNばかり働いてる状態になると、そちらとの切り替えが上手く出来なくなるのか集中したくてもDMN優位の状態が続き集中力がなくなります。


その状態に陥っている今の僕の感覚は、例えば普通に外へ出かけていた時はテレビ番組を見ると、その番組の内容を理解しながら見入って素直に楽しめました。しかし今の状態だとテレビ番組を見ても集中出来ないので番組の内容が頭に入って来ず、番組を見ているのにそれとは別の情報が頭の中でグルグル巡っています。


この集中出来ない状況を例えるならば、番組を見ているのに他の人から番組内容とは関係のない話をずっと聞かされている感覚に近いでしょうか。


そしてひどい時は、ただ座っているだけでも頭がフル回転しているような感覚になり、これはかなり不快な感覚です。


そして気を紛らす対処法としてネットに入り浸るようになってしまうのです。ネットに入り浸ってしまうと起こることは今後書こうと思います。