6月議会初日の報告事項は、昨日触れた行政改革以外には、シルバー人材センターと地方中枢拠点都市でした。


1.シルバー人材センター

シルバー人材センターは毎年報告されていますが、その必要性があるのでしょうか?


たしかに、3年前は資金ショートを起こす可能性がありましたが、現在はその危機を脱しております。(流動比率は約60%からボーダーとされる100%を超え、現在約180%)今や高砂市が補助金を出している一団体(他の団体の決算内容等は本議会で報告されていないことの均衡を欠いている)に過ぎないと思うのですが・・・


ましてや、たまたま!?報告されているからと言って、補助金を出している団体の事業内容に踏み込んで質問するのはナンセンスだと思うのは私だけでしょうか。


2.地方中枢拠点都市

さて、地方中枢拠点都市です。昨日の議会では、既に報告されたことを理由に、総務委員会のメンバー(私もメンバー)は発言できませんでした。

が、私の考えは、既に3月に書いたところです。(http://ameblo.jp/genjyoudaha/entry-11798313794.html


すなわち、施設の統廃合に伴う「痛み」の緩衝材にするべく、播磨圏域内の施設の相互利用を促進できないかというものです。もっとも、高砂市が提案したモデル事業案には入っていませんでした。(公民館や図書館の相互利用は入っていましたが、少し趣旨を異にすると思います)


我ながら良い案だとは思っているのですが、この案の前提としては施設の再配置計画をつくらなければならず!?、その前提としては固定資産台帳が整備されなければならずと、まだ越えなければならないハードルがあるということでしょうか・・・?


3.機関の共同設置

地方中枢拠点都市以外にも着目する広域連携があります。平成23年の地方自治法の一部改正により議会事務局や行政機関(委員会や附属機関)の共同設置が可能になりました。


既に監査事務局を共同設置した事例もあります。(岡山県の備前市、瀬戸内市、赤磐市)


執行機関を簡素化し、経費節約に資するとともに、合理的な運営をするべく、高砂市及び周辺自治体(周辺でなくても良いのですが・・・)においても検討の余地は十分にあると思います。