今日は、市民病院、消防本部、水道事業所、下水道部の行政各部から提案されている予算や条例案について説明を受けました。その中で一番気になるのが先日も書いた市民病院の経営です。


国の動向が大きく変わろうとしていることについては、2月15日のブログ「高砂市民病院経営と7対1病床」で書いた通りです。(http://ameblo.jp/genjyoudaha/entry-11773023717.html

7対1看護の病床を36万病床から9万病床削減することから、高砂市民病院の病床がその対象になるかが注目されます。高砂市民病院が、この「ふるい落とし」にかかれば約1億1千万円程(「1億円以上(?)」と前回書きましたが、約1億950万円のようです)の打撃となり経営に大きなダメージからです。

3月にも説明会があるようですが、国の動向や兵庫県の方針を見極めながら、「新たな経営プラン」を策定する必要があると思います。


さらに、厳しい経営に追い討ちをかけるように、内科の医師が2人辞められるとのこと。昨年度の決算見込みは、経常収支で5億5千万円程の赤字です。これは、整形外科の医師が3人辞められたことが原因でした。今年の4月から2人の整形外科の医師に来て頂けるとの報告が昨年ありました。が、朗報を喜ぶのも束の間、次は、内科の医師が2人辞めるのですから、何とも言いようがないくらい切ないものがあります。


また、28年にオープン予定の加古川の市民病院(603病床の大病院)の動向も目を離せません。高砂市長自ら加古川市と役割分担や棲み分け、連携について話し合う必要があるのではないでしょうか?


結局、市民病院は経常収支で2.6億円の赤字予算となってしまっています。