前回までの話:「産廃問題の最終決戦 ③ (http://ameblo.jp/genjyoudaha/entry-11612477378.html )」


1.名誉毀損? ②

私が議場での発言を訂正する意思がない旨を議長に回答したことに対し、木谷勝郎氏から「議長は、中西議員に対し『その理由を文書で回答するよう』、文書にて要請して下さい」との要請書が議長に出され、結果、私が文書で回答することになりました。一応、議長の指導もあることから回答書は作りますが、面倒くさいですね・・・私は忙しいのですが・・・(木谷氏からは直接何も言ってこないし、廊下等ですれ違っても目も合わない)


っていうか、そもそも何がどう名誉毀損なのか、実は私自身が理解できていないのです。以下、簡単に述べると、

①私は木谷氏が指摘されるような名誉毀損に該当する発言をした記憶がありません。


②前回にも触れた木谷氏の議長宛文書には、「中西議員の発言は「議員が請求している」と強張したいとの目的をもった故意の発言と解され、私に対する名誉毀損の可能性もあり」とあります。木谷氏も通信教育等で法律で勉強されているようですが、この「名誉毀損」が民事の話か刑事の話かはさておいたとしても、何ゆえ「強張したいとの目的」があると言えるのか、「故意」があるといえるのかの事実とその評価(法文に対するあてはめ)が全くないのです。


③百歩下がって、以上のような発言をしていたとしても、「木谷議員」と言ったら木谷氏のいう「名誉毀損」で、「木谷さん」と言ったら名誉毀損でないというのはいかがなものか。以前にも述べた通り、公職にあるもの個人の立場と議員の立場とは融合しているものであり、簡単に切り離せるものではないと、私は、思っています。


④木谷氏は、今回の高砂市に対する請求を正しいものと考えてしたことではなかったのでしょうか?だったら、正しいことをした者の名前を挙げたことが名誉毀損になるというのはどういう理屈でしょうか?


はっきり書いておきたい!一応、発言を訂正しない理由の文書は作成するつもりだが、それ以上取り合う気はない。これ以上、このブログでも取り上げるつもりもない!(←裁判や警察によばれた場合は報告しますが)これからも、ゴチャゴチャ言ってくるなら「債務不存在確認訴訟」の準備をするつもりだ。すなわち、こちらから訴訟にうって出る準備をする。


市民満足向上、行政サービスの質を向上させるための行政改革、議会改革、高砂市を活気づける、子育てしやすい環境をつくる、浸水対策、ごみの焼却炉問題、そして、産廃問題など市政には課題が山積みであり、くだらないバカげた話にエネルギーを使っていられないことがその理由である。


2.産廃問題の最終決戦 ④

登市長が競売にかけられている産廃問題の土地の入札に参加すると表明したことは前回書いた通り。産廃問題を勝利で決着をつけるため全力で頑張って欲しいと思います。


しかし、よく分らないことを言い出すのが市議会の一部。「本当は○○議員は産廃業者側じゃないの?」と市民に疑われることがないように気をつけましょう!

「入札する額を補正予算に計上すべき」←入札の他の参加者に「手の内」をさらけだすようなことができるわけないだろ!


「高砂市が入札した額が他の参加者より多かったら損害賠償だ」←何でこの最終決戦の局面で行政が萎縮するようなことを言うのでしょうか?


繰り返しになりますが、私は「産廃問題を勝利で決着」させたいので、エールを送るべく一言述べておきたいと思います。政治問題(特に入札で負けた場合)になることはあっても法的問題(損害賠償)になることは、余程のことがない限り、無い!と。


判断時の状況を前提とし(結果時ではない)、関連業界の通常の経営者を基準として、判断の前提たる事実認識を不注意で誤ったか、あるいは、事実に基づく判断が著しく不合理であった場合でなければ損害賠償責任を問われることはないとする(会社法でいう)「経営判断原則」が適用される(少なくともその趣旨が判決判断に影響を与える)局面であると考えるからです。

すなわち、市長は一定の裁量を有しており、入札金額が「通常の市長を基準として」余程乖離していない限り、損害賠償にはならないと考えます。


ところで、入札で負けたら一大事!今からでも任意売却で買う交渉を進められませんかね・・・?