行政改革を単なる「削減の議論」に終始させるのではなく、より質の高い行政サービスへと向けるべきであるというのが、これまで書いた話です。

具体的には、

①「最少の経費で最大の効果」をあげる公的サービスをつくること、

②「市民ニーズ」にあった公的サービスをつくること、

③「新しい時代・社会」にふさわしい公的サービスをつくることが求められていると思います。

「最少経費最大効果」は地方自治法の言葉です。行政経営の問題は、この「経費」と「効果」がはっきりしない点にあるように思います。

まず、事業の経費(コスト)がはっきりしないという点に驚かれる方もおられるかもしれません。各事業のコストは予算や決算であらわれているではないかという反論があるかもしれません。しかし、予算・決算であらわれている事業費は、人件費や減価償却などを入れてませんので、各事業のコストを正確にあらわしていません。

事業別のコストをはっきりさせるため、会計システムを改革することこれまでも提案してきましたが、まだまだ時間がかかりそうな感じです。会計システムが改革されるまでは、平均的な人件費を各事業に算入するなど工夫することにより、現在よりは正確なコストが出るように思います。

「効果」については、各事業の目標が、一応、議会資料として出てきましたので、少しづつですがはっきりしそうな気がします。もっとも、この各目標のバージョンアップは急がなければなりません。先述の通り、コストも少しづつ精緻化され少しづつはっきりしてくるのに、事業の成果(目標)がはっきりしないと、「削減の議論」ばかりになるおそれがるからです。


PS昨日は高砂中学へ、今日は高砂小学校へ入学式にお邪魔してきました。新入生に一言挨拶しているときの風景が盗撮され(←大げさ)、フェイスブックに投稿されてました。

娘の入学式に来賓で出席していた某市議。
今日は珍しくゆっくりとした話し方でした。
やればできるようです。
」というAさんのコメント付き。

すると、Bさん「熱い時はめっちゃ早口やもんね。見てみたかったです。」

Aさん「穏やかな口調でした。市長には厳しいですが子供には優しいようですね。」

Cさん「中西さんがゆっくり お話し・・(笑」

Aさん「意外でした」


私も乱入して、「えっ、いつも早いですか・・・?」

Aさん「いつも聞き取れません。私が微笑んでいるときは何を言っているかわからない時です。」

明日も頑張ろう!(;;)
高砂市議会議員 中西かずとも オフィシャルブログ
(ちなみに、また太ってスーツがピチピチです・・・)