今日の議会報告会2日目も成功とはいえないように思う。

参加された市民の方からの質問があったテーマも、何か仕組まれたように、昨日とほとんど一緒でした(JR曽根駅と浸水対策が入れ替わったくらいか・・・)。


もう報告会は止めてしまって、座談会や非公式の公聴会(パブリック・ヒアリング)などにして、市民の方々から意見を聞く場にしてはどうか・・・などとすら思います。私自身は、市民社会と議会との議論のズレは市民社会(インフォーマル)から議会(フォーマル)へのインプットによって、時間はかかるにせよ、ある程度は解消できるのではないと考えています。議会から市民社会への報告(アウトプット)は、この2日間を見る限り、要らないように感じてなりません。


とは言っても、この「お試しの2日間」だけで報告会を止めるというのも早計です。昨日も書いたように、問題を分析し、改善して、もう一度位は実施してみるべきだと思います。

この点、

①パワーポイントや図表を使う

資料が文書だけであったので分りにくかったのではないでしょうか・・・!?


②都市基盤整備委員会、議会改革委員会の取り組みについて報告する

過去の議決内容について報告するため、当該議決について、違う立場からの批判だけが集まり易い傾向にありました。

現在の市政について、いかに議会が取り組んでいるのかは見えにくかったように思います。議会が特別委員会として、現在進行形で取り組んでいるテーマであればこそ、市民の方々から意見を聞いて議論し、反映することができるのではないでしょうか。

(議員提案を除けば、事実上、市政の課題は行政当局が設定し、それにつき議決するという形式になっている)


③議員の賛否は公表する

議場や委員会での議論を蒸し返すわけにはいきませんが、賛否の公表と本会議場で付された意見は公表しても良いのではないでしょうか。それを求めている声もありましたし。(ただし、後段につき匿名にするべきか?)


④日時を人が集まり易いものに

平日の夜ではなく、土日の日中の方がよい気がします。


⑤報告するテーマを絞る

1テーマにつき1分の説明・報告では、報告する側も報告される側も正直辛いですね・・・


などが改善点として考えられます。

また、他に思いついたら書きたいと思います。