現在、高砂市では公民館長 任期付職員 の募集を行っています。興味ある方は覗いてみてください。


1.人材開発

高砂市では、各事業の目的と成果を設定していることについては以前に書きました。また、これは総論的には市民満足の向上という方向で設定されるべきであることもつけ加えて。(顧客・市民目線でいこう ①http://ameblo.jp/genjyoudaha/entry-11438401111.html

これは職員さんの視点がかわることにつながるかもしれないと期待しています。もちろん、これまでにも市民満足の向上を目指されてきた職員さんもおられると思いますし、そもそも各条例には「住民福祉の向上」を目的に掲げている場合が多いのですが。


さらには、地方分権が進めば進むほど、職員さんの能力向上が強く問題になってくるものと思われます。このような行政視座の転換や地方分権の進展は、人材開発がより一層重要なものになってくるに違いありません。


2.現状は・・・?

ところが、人材開発という視点から眺めると疑問がなくはありません。(もちろん、私の不理解、不勉強もこの疑問を増長させています)たとえば、職員さんの評価制度はS・A・B・Cですが、S(最高)とC(最低)に評価された人数は昨年はゼロでした。これでは、自ら学習し、意欲的に仕事をしようというインセンティブに欠けるように思います。


また、自治体大学へ研修に行かせなくなってから久しいはず。そもそも、研修のメニューはどうやって決まっているのかという素朴な疑問もわいてきます。職員さん一人ひとりが自己啓発計画などを作って、そこから研修メニューが作られているのか(ボトムアップ的)、力を入れる政策などから導かれているのか(トップダウン的)、個人のキャリアアップと組織として必要な能力との調和(個人と全体の調和)の上になりたつべきかと思うのですが。


そもそも、職員さんの一人ひとりは現在の職場(市役所)に満足しているのでしょうか?


今日は新春交礼会でした。年末年始の休暇が終わり、いよいよ今日から市役所の2013年が始まります。