えーお久しぶりです。体調が悪くブログから遠ざかってました。選挙応援での自粛等を除けば6日間連続で書かないというのは、自己新記録では?と思ったりしてます。最近、虚弱体質で困ります。


さて、今日で九月議会閉会かと思いきや、会期が延長されました。明日、閉会の予定です。条例案や陳情、補正予算などの多くが議決されましたが、また後日に触れたいと思います。今日は、互助会ヤミ退職金事件について訴訟を提起する議案とオンブズからの裁判費用請求に対する応訴費用の補正予算が予定通り!?追加されましたので、その件について。


1.互助会事件の訴訟提起について

紛糾すると予想しておりましたが、この問題について発言したのは、なぜか私一人でした。またもや、肝心なところで「沈黙する議会」です。(私の質問の一部が適当ではないとする北野議員からの議事進行上の発言はあありましたが)


互助会事件とは、福利厚生目的で互助会に税金が投入されていましたが(裁判所の認定では、この投入は違法ではない)、これが会員に現金で分配されたというものです。後者につき、裁判所により違法とされました。


論点としては、

①その分配された現金を受け取った会員・元会員に返還を請求できるか

②分配した元役員の責任

などが主なものとして挙げられます。①の返還請求はできないと登市長は言い続けていましたが、②の分配した当時の幹部の筆頭も登氏(現在の市長)であり、これが公になるや、①につき返還請求すると言い出したことが、今回の事件をややこしくしているように思われます。


私の今日の発言は、互助会を破産させるべきというものです。その理由は、

①と②とを裁判所が監督する破産管財人の手にゆだね公明正大に処理するべきこと。また、これにより市としては回収事務から解放され、経済的・人的コストをかけずにすむという点にあります。


それどころか、破産せずに①につき訴訟を提起(←これが今回の議案)した場合、市側が敗訴する可能性が少なからずあります。そしてその場合、これまでに返還に協力した者は「返還した現金」(ただし、法的には贈与か!?)を返還請求できるのか等、この互助会事件が今以上にややこしくもつれ泥沼に陥る可能性があります。また、②もウヤムヤになります。


他方、破産するデメリットはそう多くはないはずです。

しかし、今日の答弁でも破産手続を申立てない理由につき納得できる答弁はありませんでした。言い換えれば、破産しない合理的な理由は見出せませんでした。


決着は、会期が延長されたので明日になりましたが、私の代案の提案もむなしく訴訟が提起されることになると思います。


繰り返しになりますが、破産手続に進みたくない理由が実は市側にほかに何かあるのかを疑いたくなります。


2.オンブズからの弁護士費用請求

ヤミ退職金事件とヤミ休暇事件を明らかにしたオンブズから地方自治法に基づく弁護士費用の請求が訴訟提起され、その応訴費用が補正予算として議題になりました。


その資料の原告名が黒塗りになっていたので、公開するべきであると今竹議員。が、個人情報条例の壁につきあたり公開できないみたいです。そこに木谷議員の名前があることは誰も疑わないところでしょうが、木谷議員本人の同意を得ることができず(得られれば公開できる)、明日へ持越しへ。(何か無駄なことしている気がする・・・・)


意外と紛糾したのは、「1.互助会事件の提訴」ではなく、こちらの方でした。