1.市民参加型の議員研修会

①お越しください!

明日の13時から「市民どなたでも参加できる議員研修会ー開かれた議会をめざしてー」が市役所南庁舎5階で開かれます。ぜひ、お越しくださいね!


②市民参加型ではないのですか?
なぜか二部制で、議員は10時から(集合9:30)研修です(=第一部)。そこで、議員は質問したりするらしい・・・「市民参加」型の研修であり、「開かれた議会をめざして」いるのであれば、ここに市民は参加できないのでしょうか?


③議員の質問事項も非公開?

議員の質問については、事前に提出を求められており、まとめられたものが議員には配布されてます。(ただ、これも、市民の方々には当日も配布されないとは思います・・・)。よって、アップしておきたいと思います。私が想像していた以上に、少なくない議員が本質的な問題意識を持っています。では、なぜそれを議会改革委員会で話し合わないのか?という疑問が出るところ。


④提出していない議員

なお、質問事項を提出していない、あるいは「おつきあい」程度にしか提出していない議員がいるようですが、言語道断&笑止千万!



2.議員の質問事項

以下に書いておきますが、どの議員がどの質問をしているかまでは不明です。

(私の分は、長いので割愛します。先日、アップしているのでそちらをご覧ください→http://ameblo.jp/genjyoudaha/entry-11330866760.html 説明については4回に分けて書いた「地方議会は市民の信頼を取り戻せるか」をご参照ください)


①議会の位置づけと本質について

・議会一体となつた形態を取れれば良いが、根本的なイデオロギーなどの違いは?

(質問詳細内容は空白)


・二元代表制の下での地方議会の位置づけについて
・共に住民代表として、権限を分かちつつ、チェック&バランスの関係

(・事業の妥当性・効率性・有効性を検証するに当たり「事務事業評価」の導入がチェック機能の強化につながり重要であると考えます。また、行政評価による、市民に開かれた自治体の行財政運営の構築が求められていると思いますが、先生のご意見を聞かせて頂ければと思います。
・自治体の重要事項は議会の権限として捉えていくべきだと思っています。二元代表制の下での地方議会の改革は、議員がどれだけ主導的に議会を動かし、執行機関から自立した中で、自治体の意思を決めて合意していく事だと思いますが、先生のご意見を聞かせて頂ければと思います。)


・市民が求める真の地方議会改革について

(現行憲法の下における本来の意味での地方自治改革は、市民を地方自治体の主権主体としての柱の一つでなければならないと考えます。市民生活の現実と意思が反映される必要がありますが、議会の民主的な改革の要点をお聞かせください。)


・世論調査でも市民意識から遠い地方議会、根強い議会・議員への不信となっていることについて

(議会活動が市民にわかりにくい、行政に対するチェック機能を果たしていない、議員のモラルが低い、議会内の馴合いなどが上げられていますが、これは議会の根本的姿勢に関わる批判であると考えますが、世論調査の結果であり、いくつかの原因となぜそうなっているのか指摘としてお聞かせ下さい。)


・住民福祉の向上のための議会改革について

(議会は、政策過程全体にわたって、住民参加を促進し、積極的に討議し、執行機関に対時する。住民福祉の向上のために競争する議会と執行機関は、それぞれの能力を高める競争は、結局自治力の向上させることにもなるについて具体的にお聞かせ下さい。)


・議会の審議における本会議と委員会のバランスについて

(他市において委員会重視の傾向が見られる。しかし、自治法上常任委員会は必置の制度ではなく、大規模の議会は別にして、本来は本会議での審議が重視されるべきであり、議員は市政及び議案の全体に関与し、責任を持つべきである。)


・地方議会が住民から関心を失つた原因をどう捉えておられますか?

(地方議会は現在益々市民から関心を失いつつあると認識していますが、同認識の場合、その理由はどう捉えておられるか?高砂市議会だけではなく全国的にこの傾向があると認識しており、時代背景的視点も含め見解をお伺いしたい。(その理由等から今後の打つべき手立てを探ることも考えたい))


・議会改革を議員自らが行う上で、実現の「肝」は何と思われますか?

(議会改革実現を、受益者である市民が望むレベルに断行する「肝」は何と思われますか?議員自らの改革でそのレベルに達することは可能と考えておられますか?)


②議会報告会について

・議会報告会の課題と解決策は?

(質問詳細内容は空白)


・果たして、議員が一致団結できるのか?意に反する議決に関して淡々と説明することの違和感は無いのか?また、説明会などで議員各自の独自性を封印することは、議員の平坦化がよいと言うことに繋がらないか?

(質問詳細内容は空白)


・市民に開かれた議会となるための報告会とは

(会派視察や特別委員会で議会基本条例を制定し市民に開かれた議会に取組む先進地の視察を行ないましたが、議会報告会の意義をあまり感じることができませんでした。どのような議会報告会が望ましいのか伺いたい。)


・議会報告会の中で、個人の意見について

(議会報告会では、議会としてまとまったことを説明するのが大事であると聞いているが個人的な意見として反対の意見など述べることについての先生のお考えをお聞かせください。)


③議会基本条例について

・議会基本条例制定などを含めた議会改革を取り敢えず進めた後の運営について、現実には難しそうであるが、どの様な形で進めるべきなのか?考え方と方法論について

(質問詳細内容は空白)


・議会基本条例策定してデメリットはないですか?

(メリットは多くあると思いますがデメリットについて)


④公開と討論について

・議案に対する議員の賛否を明確に市民に公開する

(現状では、議長が必要があると認めるとき、又は出席議員から要求があるときに記名投票で表決をとつていますが、その数は少なくなっています。議案に対する議員の賛否を議会だよりに掲されている議会も多くありますが、そうした内容について伺いたい)


・議員同志が討議する場について

(議員同志の討議について執行機関がいない議会を想定できないのが現状です。例をあげてご説明をお願い致します。)


・議員間の審議・討論の方法について

(議員間の討論は当然のはずであるが、未経験のため全くやり方が分からない。)


・多数決原理と少数意見尊重のバランスについて
・議長選出のあり方について
・地方議会における会派の位置づけについて
・政務調査費を市政報告ちらしに使用することの可否について

(多数決原理と少数意見尊重のバランスについて①自治法上議長は議事整理権・議会代表権を有し、その裁量権も大きく、いかなる議会基本条例を策定しようとも、その成果は議長の見識次第といつても過言ではない。しかし、申し合わせにより、1年交代による順番制が一般的な現実のようである。少なくとも公約を述べて選挙により選出し、任期も2年以上でもよいのではないか。
②会派は自治法上の裏づけがなく、政党とは違う。議員も会派を公約に選挙していないが、採決行動では会派拘束があるのが一般的なようです。全ての議案につき会派全員が一致するはずはないように思われます。例えば、定数の約半数を占める会派がある場合、事実上、議案の採決は最大会派に左右され、市長の政策と一体化すればいわゆる野党的会派の議員は単なる反対意見表明に終わる。これでは二元代表制の立法趣旨に反するのではないか。)


⑤議員定数と議員報酬について

・最適な議員定数の考え方について

(議員定数の見直し・肖1減が市民からの要望等により全国的に行なわれているが、最適な議員定数を検討する場合にどのような視点で検討したらよいのか伺いたい。)


・議員報酬について伺います

(質問詳細内容は空白)


⑥政務調査費について

・政務調査費を市政報告ニュースに使用することについて

(「地方自治法の一部を改正する法律案」が今国会に提出されて、「政務調査費」を「政務活動費」と改称して交付の目的を「議員の調査研究その他の活動に資するため」と改めるらしいが、今後の方向性と高砂市議会では、まだ政務調査費を市民への市政ニュースに使用できないので、先生のお考えをお聞かせください。)