昨日は、朝から市政報告ニュースをポスティング。途中、行政当局から連絡があり報告を受けることになりました。


1.財務部


①阿弥陀跡地のコンペ方式売却の募集要項


コンペ方式の募集要項の配布を受けるとともに、新たに最低落札金額が約2億9千万円に決まったことが報告。(http://www.city.takasago.hyogo.jp/index.cfm/8,26782,90,437,html


(疑問)


・以前にも書いたとおり(http://ameblo.jp/genjyoudaha/day-20120712.html
)、コンペ方式自体は単なる値段の叩き合いに終わるのではなく中身を評価する点で優れていますが、審査の公正さが命です。先日、企画提案方式(≒コンペ方式)による不正で加古川市役所の部長が逮捕されたところ。審査の公正さを担保するべき、審査過程を公開するべきではないでしょうか?


(もっとも、公開すれば審査委員は有言無言のプレッシャーを受ける!?←審査過程を公開することによって失われる利益)


・本当に最低落札価額が2億9千万円で、応募者が複数出てくるでしょうか?


②臨時財政対策債


国からの交付税が増えるとともに、臨時財政対策債の額も増やすことができるようです。(表現は正確ではなく、かつ悪いですが、極めて雑にいえば)、臨時財政対策債とは、親からの仕送りが増えるとともに、「仕送りの一部が足らないので借金をしてもいいよ、借金は後で面倒を見るから」というところでしょうか。


(疑問)


問題は、この「後で面倒を見るから」という部分。


国も財政難で本当に面倒を見てくれるのか?という疑問はさておき(かなり強い疑問ですが国レベルの話になるのでここでは立ち入らない)、


「後で面倒を見る」とは、仕送りをする際の計算に入れるだけで、実際に借金をした金額の面倒を見るものではないこと。


子(自治体)がある程度儲けた場合には、仕送りが止まること。この場合は、「後で面倒を見るから」という話はなくなること。


(恥ずかしながら前回研修を受けるまで知らなかったのですが、)実際に子がした借金とは完全に切り離されているため、借金しなくても「後で面倒を見」てもらえるという点。


これでも、この種の借金を増やすことが最善なのでしょうか?


もっとも、高砂市は財政調整基金(一般家庭でいうと普通預金)が少ないため、借金せずに後で足らなくなったらどうするのか、という不安があるのは分りますが。


2.まちづくり部


バスの路線を変えるべく、地元や協議会と話すというもの。


3.生活環境部


曽根塩田跡地の産廃搬出計画が土地購入者から提出されました。


(疑問)本当に、(資金繰りも含め)実現できるのか?行政や地元に何も言わずフライングしたのも記憶に新しいですし・・・

(もっとも、ひとまずは信じて様子を見ないと、前に動かないようにも思われる)