いよいよ明日から六月議会開会です。


1.議員提案

六月定例会で議員提案したい条例が二つありました。一つは、3・11東北震災の被曝者の医療費を無料にする条例(http://ameblo.jp/genjyoudaha/entry-11238134264.html )。


しかし、これについては国に動きがあるため、その動向をまって判断したいと思います(もともと、国を動かすのが狙いであったため)。


もうひとつには、NPOを支援する条例(寄附金控除、いわゆる「4号指定」)。今日、一部の議員の前で素案と資料を用意してプレゼンをしましたが、水面下の議会交渉に失敗。提案しても否決される可能性が濃厚です。

さて、どうするか・・・?
十中八、九うまくいかないようにも思っていたので、考えていた選択肢としては、

①このまま議員提案する

(動議自体はもう一人の賛成者があれば提出できるが、自己満足的か・・・)。


②知り合いに頼んで、陳情してもらう。

(私が目立たなければ、賛成者が増える?変わらない?)


③また有権者の1/50以上の署名を集め直接請求する。

(産廃住民投票条例で使った手段ですが・・・)


④行政に要望する。


があります。メリット、デメリットを考え早めに結論を出したいと思います。




2.共同提案者

横山義夫議員からのお誘いを受けて、国への意見書を提出する共同提案者として連署しました。意見書の内容は、「30人学級の実現」「義務教育費国庫負担の引き上げ(現行1/3を1/2に引き上げるべきとするもの)」です。


ユニセフの報告書によれば、日本の子どもの貧困率は、先進国35カ国中ワースト9位であったとのこと(http://www.asahi.com/edu/kosodate/news/TKY201206090128.html )。未来への投資を怠ることは将来の日本社会の脆弱さにつながるものと思います。


3.通告一部取り下げ

今日、補正予算の通告しました。(あらかじめ質問内容を伝えること。一般質問や予算などは通告しなければ質問できない制度になっています)

一般質問については先日に通告を終えていましたが(http://ameblo.jp/genjyoudaha/day-20120608.html )、通告項目のうち「③震災ガレキ」については取り下げました。


環境保全委員会などでも議論してから以降、新聞報道などはありますが(神戸新聞「兵庫と大阪 基準値で対立」http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005123821.shtml など)、兵庫県やフェニックスなどから正式な情報は全くなく、委員会での議論が蒸し返されるだけとなることが予想されるためです。