今日は建設経済委員会がありました。



1.橋の長寿命化計画

委員会では、「道路橋長寿命化修繕計画」の概要の説明がありました。耐用年数を迎える第一のピークを迎えようとする中、橋に大規模修繕を加え長寿命化を図るというものです。


これにより架けなおした場合の費用(100年間で1800億円)の48%の経費削減になるようです。もっとも、質問したところ長寿命化の工事により何年延命できるかは不明のようであり、ならば、どうして100年間の削減経費が計算できるのか?かなり疑問の残るところですが・・・


100年間の数字はさておくも、第一のピーク(これから30年間)だけで、約45億円の費用が見込まれる中(私の試算では35.5億円で、少し!?はずした)、橋の長寿命化が図ることは不可避であり、その計画ができたことは喜ばしいことです。



2.その他の施設・インフラ

橋以外にも、以前にも書いた通り、高度経済成長期につくった施設やインフラの耐用年数は迫ってきており、その更新の問題は喫緊かつ重い問題です。


高砂市の施設だけの更新を考えただけで、おそらく

建て替え   1000億円弱(私の勝手な試算では987億3600万円)

大規模修繕 500億円以上(私の勝手な試算では550億100万円)

が必要となるのではないでしょうか。


この数字は、道路や上下水道のインフラ、設備とは計算していませんので、合算するととてつもない数字になると考えられます(その内、計算してみようと思います)。


(もっとも、更新は一気にはきません。いつ更新時期が到来し、いつ費用が必要となるかも後日の宿題としたいと思います。けれども、高砂市の資産の老朽化率は61.5%と高い数字ですあり、差し迫っていると容易に想像できます)


副市長も4月の臨時議会における私の質問に対し、施設やインフラの更新の問題はなるべく早くに方針を打ち出したいと言っていましたが、まさに急がれる問題です。


その他、今日の委員会では、間の川の治水対策、震災ガレキの受け入れ問題がありましたが明日以降に触れたいと思います。