今日は国保運営協議会(私は会長代行)があり、市長から諮問書が渡されました。

結論だけを書けば、保険料率据え置きです。


国民健康保険へ市税が投入されることについては、

他の保険加入者から見た不平等感VS国保は、その性質上、低所得者や高齢者が多い保険である(ゆえに保険料が高くなっている)という利益の対立する状況です。


雑にで恐縮ですが、上にみた「不平等感」は税金の富の再分配の役割を考えれば、そう「不平等」でもない気がする一方、低所得者や高齢者の医療費に見合う保険料収入が入ることはありえない国保は構造上の問題をかかえていると言えると思います。


同協議会での意見集約は来週になりますが、保険料率の据え置きは止むを得ないように、私は、思います。


国政レベルの話になりますが、一層のこと他の保険と国保を一体化すれば良いようにも思いますが、現時点ではそれも難しそうです。



前回同様に、保険料の収納率や予防医療の観点から検診率などの質問が挙がっていました。前者については少しづつ改善しています。これをご覧いただいている方の中には「少しづつ」を問題にされる向きもあるかとは思いますが、収納率の向上は地道な努力をする以外に他はなく(即効薬はない)、評価されるべきではないでしょうか。






なお、過疎地域での高齢化率は高いため保険料の地域間格差が広がっており、都道府県単位の保険に再編することが模索されています。