今日は産廃協議会がひらかれたので傍聴に行ってきました。
産廃問題が重要な局面にさしかかっているので議員の傍聴者も多かったです。
(県議会議員2人は、またまた出席せず)
今日のテーマは、市長が知事に出す意見書の内容をどうするかでした。
(これまでの、いきさつは2、3日前の拙ブログを見ていただきたい)
意見書の案は、以下の2つです。
1.「保留」である旨の意見書を提出する。(以下、「市長案」とする)
2.環境上の未解決の問題を並べて、生活環境上の問題ありとする意見書を提出する。(以下、「議会案」とする)
まず、1.市長案の意見書案の理由
①意見書は後からでも出せる(ひとまず「保留」という意見でも、後日変えられる)。
←後日出したときには行政指導その他を除いて条例手続きの主要部分は終わっていると思います
②かつ、後で出した方が良い。なぜならば、地元との協議の場で話し合える。地元協議の場は兵庫県があっせんした以上、県にとっても重いもの。
←「県にとっても重いもの」ならば、その協議の場が一方的にブチられている現在の時点で、県条例を終結させるという強硬的な態度でのぞんできたのですか?
次に、2.議会案の意見書案の理由
①相手方が兵庫県であったとしても、きっちり問題が未解決で住民の生活環境上の問題があることを指摘すべきだ。
←その通り!
②生活環境上の問題があること指摘した上で、その問題について第三者である環境審議会(※)に諮られるよう求めていくべきだ。
←これから先のあるべき対処方法も考えている。
③事業者は、法律上も「生活環境上の問題」をクリアしなければならない。逆にいうと、事業者が法律手続「生活環境上の問題」をクリアすれば地元協議など見向きもしなくなるはずだ。
←現実的です。裏切られて、まだ地元協議で解決を図れると思うのは妄想に近い楽観。
皆さんは、どちらがより有効な案だと思われますか?
私は、議会案だと思うのですが・・・
産廃協議会の結論は「市長に一任」!
PS上に書いたように、今日も県議会議員の2人は欠席。
よく、産廃協議会は「住民・高砂市・市議会の三本の矢」と表現されます。経緯からいうとその通りですが、県議会議員は入ってないのが気になります。まるで、マンガ・アニメ「北斗の拳」のジャキのよう(←「北斗3兄弟」というが4兄弟である)。まぁ、県議会議員は来ないからいいか・・・?もっとも、県議会議員2人がいることを多くの人が忘れていません。出席しないことについて怒っている人もおります(私を含む)。
※兵庫県の産業廃棄物審議会規則2条
(柱書)審議会は、知事の諮問に応じて、次に掲げる事項を調査審議する。
(2項)産業廃棄物処理施設の設置に係る紛争の予防と調整に関する条例(平成元年兵庫県条例第9号)による産業廃棄物処理施設の設置に係る紛争の予防と調整に関する事項