兵庫県の条例(※1)に基づき、産廃事業者の事業計画について知事から高砂市長に対し意見(書の提出)が求められていました。


これに対し、高砂市は「回答を保留」する旨の回答を出すようです。

回答を保留する理由は、

①1月15、16日の説明会での質問に対する事業者の回答が不十分であること。結果、生活環境上の不安は解消されていないこと

②「地元との協議」も事業者の都合で一度も開催されていないこと

に求められ、結論として、県の「意見照会に対する回答ができる時期ではないと判断」したとしています。


この判断は真っ当であると、私は、考えます!


そもそも、事業者は実体のない会社であり、また誠意をもって説明責任を果たそうとしていない(そして、これを兵庫県が知らないはずはない)にもかかわらず、「市として意見を述べよ」とする兵庫県の態度自体がナンセンス!

このような会社に対しどのように判断して意見を述べよというのか。


荒唐無稽という言葉がふさわしい!



※1 兵庫県産業廃棄物処理施設の設置に係る紛争の予防と調整に関する条例13条