昨日、9月28日に市内の中学生が逮捕されました。


体育館前で3年生の生徒が2年生の生徒に顔などを叩いたり、首をしめたりしたという事件が12日に起こり、これにより、被害を受けた生徒と保護者が13日に被害届を高砂署に提出。28日に逮捕されたというものです。


9月8日に当ブログで書いた中学生の逮捕は、対教師暴力でしたが、今回は対生徒暴力です。


たてつづけに、中学生が逮捕されるというのは、かなりショックです。

が、現実であり、突きつけられた課題の解決に向けて市政も取り組まなければなりません。


PS話は少し変わりますが、先日の中学生逮捕からしばらくして、ツイッター上で暴行事件が起こったとき、学校は警察にすぐ通報するべきかという質問をしてみました。


多くのご意見や回答がありましたが、その大勢は「通報するべき」というものでした。

意見が分かれるという予想が裏切られ、「通報すべき」が大多数の意見であったことは少し驚きでした。

ツイッター上では、私は意見を述べるのを控えました。単に色々な意見に触れてみることが主題だったからです。

しかし、「原則として、通報するべきではないの」というのが私の意見です。

(今回、被害者の方と保護者の方が被害届を出されたことに批判的ではないことを断っておきたい)

もっとも、原則とことわったように、例外的に通報すべき場合もあると考えます。

原則と例外との線はきれいに引けるものではありませんが、暴行罪(刑法208条)くらいでは通報するべきではないように思います。


主な理由は、

①原則的に「通報するべき」とすることは、教師と生徒の信頼関係をなくすこと

②警察沙汰になれば、ラベリングする結果となること

です。


そもそも、教育は一番大事な「まちづくり」だと考えます。

また、日本全国でいえば、1940~60年代と現在を比較すれば凶悪犯罪の件数は激減していることも忘れてはならないように思います。


ツイッターで多くのご意見を頂いていながら、尊重しないことは申し訳なく思っています。