速報では、床上浸水700軒、床下浸水1500軒のようです。(暫定値であり、今後の調査の結果増えることが見込まれます)

台風被害に合われた方に心からお見舞い申し上げます!


消毒剤(石灰)については、数が足らないことから行政当局が必死でかき集めているところです。お手元に届くまで、今しばらくお待ちいただきたいと思います。

昨日、各地域を自転車・徒歩で回って見た台風被害を写真レポートでアップしましたが、今日は回って聞いた声(インターネットなどを含む)をヒアリングレポートにしたいと思います。

1.情報発信・提供について
これに関する声が一番多かったです。その中でも、
「放送が聞こえなかった」
という声がダントツに多かった。避難指示が出ている地域でさえ、指示が出ていたことを知らない方もおられました。雨音が強すぎて聞こえなかった。
・ 市のホームページでの情報発信がなかった(あるいは遅かった)
・ エリアメール
高砂市から災害情報のメールがこなかった。しかし、加古川(←高砂町に住む人)や姫路市(←曽根町に住む人)からは登録していないけども災害情報のメール(エリアメール)がきた

2.避難所について
・避難所が開いてなかった(あるいは開いたのが遅かった)
・避難所に行こうと思ったときは冠水しており、移動できなかった
地域によっては事態に応じた適切な判断をし、移動せず2階にあがるなどの対応を呼びかけた自治会もあるようです。
・避難所に緊急物資が少なかったのではないか。


3.ハードについて
・ポンプが稼動しなかった
・水門が開かなかった(最終的には開いている)
・トイレや台所が利用できなくて不便

その他、ハザードマップの検証や避難路の再検討、新たな冠水想定地域を考えるなどの課題(意見)も出てきています。また、職員の招集にも課題を残したのではないでしょうか?

PS台風被害を受けて、日程を延期すべきという意見もありましたが、予定通り議会では役員選挙がありました。そして、新たな議長に今竹議員が選出。詳細は後日にでも。


※ご指摘をいただいた結果、22:20にテレビ報道に関する記述を削除しました。