①暦の上では秋ですが、まだ暑い日が続いてますね。おでんが美味しい季節となるには、もう少し経たなければならないようです。

約一年弱前のことになりますが、高砂に来てはじめておでんを食べました。しょうが醤油で食べたのは初めてでしたが、美味しくて感激でした。


しょうが醤油で食べるのは、おおよそ播州一帯の風習だとか。

もっとも、「播州おでん」ではなく「姫路おでん」なる名前がついてB1グランプリなどに出されたため、知らない人には姫路特有の食べ物であると誤解している人もいるとの話には少し消化しきれないものがありました。


②それからしばらくして後、姫路駅の近くを歩いている際に受け取ったビラには「姫路にくてん」なる文字があり、驚かされたのを覚えてます。


「かつめし」は加古川のものかと思っていたら、高砂発祥説も十分な根拠をもって有力に存在するとか。


④「松右衛門帆布」のバックを私は愛用しています(バラすと大塚議員と鷹尾議員も使っている)。歴史的に忠実に復元されており、肉厚でクオリティの高い帆布で作られたバックですそのこだわりは「松右衛門帆布」の復元のために走り回られた方、復元を研究された方、職人の方のアツい思いがあってこそ実現できたものだと思います。

このバックは、その辺の帆布より遥かに高いクオリティで作られていることから、高砂や播州のみならず日本が世界に誇る品となる可能性すら秘めているように思われます。


しかし、姫路の業者が同様あるいは類似の名称を使ってバックを売りだそうとしているようである。しかも、使われている帆布はその辺の帆布と大差がないようである。

その程度のレベルだから、姫路の業者の方は「松右衛門帆布」に対する思い入れもないであろう。羊頭狗肉とはこのことではないか?


⑤地域ブランドの立ち上げは国策でもあり、商標法の改正などの措置も行われてきたが不十分な点も多い。育てた「ブランド」をいかに守るかなどは各地域や自治体の課題にもなるように思われます。


⑥「松右衛門帆布」とは「厚地大幅物の帆布」のことを指すことから、そのようなクオリティをみたさない帆布に「松右衛門」の名称を使うことは不当景品類及び不当表示防止法違反(優良誤認)となり、消費者庁による措置命令(=かつての公取委による「排除命令」)となる可能性もある。

(無果汁ジュースに「果汁100%」と表示したに等しい)