自己啓発研修(いわゆる「ヤミ休暇」)事件ですが、本日、田村元市長に対して訴訟が提起されました。

これは請求しても支払いがないときは、訴訟を提起すること地方自治法によって義務づけられていることによるものです。


以前にも書きましたが、これからどうするのでしょうか?

和解するのでしょうか・・・?

和解するにはお互いが譲ることが要件になります。仮に、和解する場合には田村元市長は何を譲るのでしょうか・・・?


このまま判決まで進めば、田村元市長が敗訴するのは明らかなように思われます。もっとも、元市長が8400万円を支払うことになるのは酷な気がしてます。

ただ、「かわいそう」という理由だけでお金をとるのをあきらめる(債権放棄する)のは法学の中では「かわいそう法学」といって馬鹿にされることは以前書いた通り。


さて先日、神戸新聞に市長の資産公開の記事が載ってました。

これによると、登市長の資産は0(ゼロ←誤記ではない)!

預金も不動産も有していないようですね・・・(^^;)


上に書いた田村氏の教訓に学んだか、あるいは互助会の分配した責任を追及される日がくることを考えてかはしりませんが、一昨年すべてご家族や親戚に贈与したようです。


しかも、はじめAさんに贈与されていた不動産(の持分)を、後日、間違っていたとして(錯誤を理由に)、数人に贈与したと登記をなお(更正)していました。

もし仮に、これが贈与税(はっきりしたことは分からないが、以上の手続きにより贈与税がかかっていないように思われる)を意識しての更正であるならば、さすが税務畑で働かれた元職員・登幸人氏としかいいようがありません。


見事なまでの財産管理、リスクヘッジ!

お見事!


と珍しく!?登市長を褒めてみた!^^