今日は荒井町と高砂町の一部にポスティングに行きました。が、恥ずかしながら配っているのは古いニュースです。最新号はhttps://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B22pubiQ0pS9Y2NiZGE4ZjYtNTM2Ni00YTM1LWFiMDctNzQ1NzNmMmVmMzdl&hl=ja

です。現在、印刷を発注中で、できあがり次第配ります!すいません・・・




さて、「ヤミ休暇」事件で高砂市から元市長に8400万円の請求がなされました。新聞報道によれば、4月28日までに元市長から支払いがなければ高砂市は訴訟を提起するとのこと。

この請求や訴訟提起は地方自治法にもとづくものであり、特段驚くべきものではありません。3連休明けの今日5月2日の時点で元市長が支払われたという情報はありませんので、高砂市は訴訟を提起することになるでしょう。おそらくは、提起する訴訟で高砂市は勝訴(元市長は敗訴)し、元市長の財産に対し強制執行できる準備が整うことになります。


 

 ただ、元市長に8400万円分の財産を押さえにいくことは妥当でしょうか・・・?




一部の議員・市民の方々と雑談していると強い同情論があります。私も感覚的にいえば同情論にはうなずけます(余談ながら、法学において同情論だけで結論を出すことは「かわいそう法学」と言って馬鹿にされています)。




 なぜ、同情論にうなずけるか。

①「ヤミ休暇」を取ったのは職員であり、元市長が8400万円を負うのは酷

②予算に関しては市議会の議決があり、互助会の「ヤミ退職金」に比して違法性は低い

(もっとも、議会は「ヤミ休暇」まで審査をしていないことには留意を要する。なお、互助会に高砂市から福利厚生目的でお金を入れたことは違法ではない。入れたお金の使い道が違法とされているのである)

③地方自治法の技術的問題によりT元市長のみが責任を負うかたちになっている

といったところでしょうか・・・




どうするべきでしょうか・・・・?




和解をすることが選択肢の一つにあがるように思います。




和解の要件の1つは互いに譲歩することです。では、

①和解する場合には、元市長としては何を譲歩するのでしょうか?

和解をする場合には、議会の議決を要します。では、

②議会が納得させるだけの理由って何でしょうか?




と、和解をするためには、①と②のハードルをクリアしなければなりませんね・・・




と、今回は(珍しく!?)歯切れの悪いブログになりました。私自身も迷いの森の中におり結論を出せてはいませんが、ひとまず自らの思考整理(ブログ)ということでご勘弁を!