産廃協議会が午後からあり、傍聴に行きました。


高砂市が説明会報告書に対し補正を求めているのに、業者からは返事がなにも無いようです。他方、自治会が出した意見書には回答があったようです。




そこには、「地元住民」と兵庫県の理解がえられれば、高砂市及び意見書を出した市議会は無視してよいという本音がみてとれます。

兵庫県はどのように考えているのでしょうか?事業者も兵庫県も高砂市の紛争予防条例を尊重しないのでしょうか?多くの委員からも、現在の「高砂市はなめられとる」という意見が出されました。




許可権限は兵庫県にあるから、兵庫県の条例さえ遵守されれば、兵庫県は手続きが終わったとしても仕方ないのではないか。または、条例上は阻止できないという諦観を抱いた(!? 意見もあるように思われます。(それに近いと思われる意見を産廃協議会で言った協議会委員もいた)




しかし、高砂市内に産廃建設をつくろうとしているのに、断固反対している高砂市民や高砂市の条例を無視して手続きが進めるならば、それはレイプとも呼ぶのがふさわしい。

権限を有すること、法治国家であるという形式論を声高にし、市民の声を無視して恥じないエセ紳士が高砂市をレイプしようとしているのである。レイプされようとしているのに諦めることはできない。




無視されている高砂市の紛争予防条例も行政事件訴訟法9条2項をテコにすれば活きてくるように思われる。すなわち、高砂市民は裁判によって県の許可を差止める、あるいは取消す訴えを起こす資格(原告適格)、不服を申し立てる資格があるように思われる。

「梅井・高須地区」以外の住民を、そして高砂市及び高砂市条例を無視したことは手続的な瑕疵となるであろう。前に書いたように、事業者が資本金50万円であること(経理的基礎を欠くことは)は実体的瑕疵となるであろう。




高砂市行政ももう少し強気で踏ん張って欲しいところです。