今日は各会派の代表質問がありました。私たち高砂再起動は北野議員が質問に立ち、6点について質しました。

1.市長の政治姿勢について(つまみ食い・先送りの市政運営からの脱却を)

大意:つまみ食いのごとくあれもこれもと事業に手をつけているが、結局財政難で完成の目途立たずというような事態に陥りはしないか?一般財源の確保についての具体的な根拠はあるのか?来年の選挙対策が見え見えの「問題先送り、バラマキ財政」は、その日暮らしの無責任親父と一緒で、後々子供たちにツケがまわり苦労することになる。

2.行政のコーディネーターについて

大意:行政がすべきはバラマキではない。学童保育のキッズ・スペースさんの取り組みや高砂小学校の出前式体験学習「夢のたね」という企画が異団体間の連携に成功している。そして、地域にあって別個に存在している地域の人的・物的資源をつなぐコーディネーターの役割こそが行政に求められていると考える。特に、行政の縦割り組織に従った行政と他団体との協働ではなく、横断的な連携が必要である。高砂市をどのようにこの役割を果たしていくか?

3.西港再整備について

大意:①PCB盛立地について、将来PCB処理技術が実現化される時期にあっては全面撤去することについて、関係企業、兵庫県に対して、はっきり高砂市の考えとして主張する考えはあるのかないのか。

②現時点ではPCB含有固化土についての立法化、補助金の創設について具体的な取り組み、進捗についてお答えいただきたい。

4.梅井地区産業物処理施設設置計画について

大意:梅井地区の産廃施設建設問題について、産廃協議会で市長の態度は煮え切らないものである。一方、議会は反対意見書を全会一致で可決した。市長はいまでも建設反対か?はっきりして欲しい。

5.土地開発公社・市民病院の経営再建について

①土地開発公社の含み損の処理について

②市民病院の経営形態はH23年に見直すことになっているが、どうするのか?第三者委員会等を設置し外部の意見を聞く必要があるのではないか?

6.互助会「ヤミ退職金」返還、「ヤミ休暇」裁判について

大意:市長は市民の代表の側に立つのか?互助会幹部の責任はどうするのか?

市長:「対象となる者、責任の範囲・程度を特定することは困難と考えており、互助会幹部の責任を追及することはできない」