昨日4日、産廃協議会があったので傍聴に行きました。
メンバーの(たぶん)ほとんどは産廃建設に反対です!
また、先日の業者の説明会が不十分という評価も疑いはないでしょう。説明会が突然、一方的に打ち切られたのですから。(その他、誠意がない、資料が足りない、回答が不十分などなど理由は多い)
その不十分な説明会に対して、高砂市はどのような方針で臨むのか?
という質問が市議会を代表して出席している委員からはじめに出ました。

少し困った間があり、当局が答弁します。
「意見書の内容を見てから・・・」
そりゃ困りますよね!?だって、方針を決定するのは市長ですから!
困った答弁に対し、「県や事業者の意見ではなく市の姿勢を聞いているのだ」と同趣旨の質問が飛びますが、同じような答えが繰り返されます。
さすがに司会を務める協議会会長も「今の質問の意味が理解できましたか?市が16日の説明会をどう理解して、県に対してどうアクションを起こすのかが問われております」とフォロー。
そして、答弁する職員は変わったものの、同じような答弁で市の方針はよく分からないまま。
しかし、知らない顔で気配すら消していると思われる市長がいます。
「今の答弁では質問者に対するきっちとした答弁になっていない。再度答えてください」と会長。
再度、「意見書の内容と事業者の報告書を見てから・・・」
同趣旨の当局の答弁。
再度、会長からは、答えると不都合なことでもあるのかという趣旨の説諭。

傍聴席で「市長が答えるべき問題やろ」静かに騒ぐ北野議員と私。
そのような空気を感じてか、「答えようか?」と出てきました登市長。
そして、高砂市の方針発表!
「説明会が開かれたのは事実。
十分だったかは質疑の内容、意見書に対して出された事業者の回答を見てから判断していく」
市民、高砂市、市議会の3者が一丸となって産廃を阻止しようとしている中、高砂市のリーダーは力を入れて反対する気はないんですかね・・・?市役所建物につるしている「産廃断固反対」の幕はポーズだけですか?

説明会に市長は来なかったとはいえ、説明会が不十分だったことくらい報告を受けているでしょ。あのようなひどい説明会をどう思い、どう行動していくんですか?
産廃建設を阻止する気ならば、兵庫県や事業者に、「あんな説明会は説明会ではない。もう一度開催するべきだ」とはっきり言うべきだと私は思うのですが!
いつも大事な局面で決断できず、問題を先送りすることしかできない高砂のリーダーには、ノロリ市長の名前こそ相応しい!