こんにちは。
ただのおばさんです。

愛犬きたおを散歩中、きたおはのら猫を見つけて一緒に遊びたがります。
しかし、猫はきたおを嫌いなようで毛を逆立てて喧嘩腰。過去には威勢のいい猫に、きたお&ただだのおばさんは、追いかけられて引っ掻かれたこともあります。


のら猫を見て、ただのおばさんは、亡き母から聞いた昔話を思い出しました。

昭和の古きよき時代のお話です。

母は4人兄弟の末っ子。家族でスピッツのアルという犬を飼っていました。子供4人でとっても可愛がっていたアルですが、ある日突然いなくなってしまいました。母はとても悲しみました。


その数ヶ月後のことです。玄関にある1匹の犬が座っていたそうです。スピッツのアルとは似ても似つかない毛の短いのら犬でした。

子供だった母は、その犬を見てハッとして「アルがかえってきたよ!」と家族に報告したそうです。

すると、、、家族全員が「ホントだ!アルだ!アル、おかえり!」と、その犬をアルだと言って迎え入れました。


アルじゃないとわかってるけど、でも、誰も「アルじゃない」と言わない。そのまま、その子は家族の一員になりました。

ただのおばさんの好きなお話です。



愛犬きたおは、ずっと同じきたおのままです。鼻の長い犬のままです。