小学校入学が近付くにつれて、机に向かって勉強をするようになって欲しい、言われずにやれる子になってほしい等と、子どもがきちんと小学校でやっていけるかどうか、心配になることがあると思います。

 今回は、細かく言われなくても、自主的に活動に取り組む子どもはどのように育ったのかについて考えます。

 

■君のやる気はどこから出てくるの?

何を言われなくても、積極的に自主的に活動する子どもがいます。そのような子どもを見て、わが子は、叱らないと活動しないし、叱るとさらに嫌がって活動しなくなり、どのようにやる気にさせればよいか、悩まれる方もいらっしゃるでしょう。

実は、自主的に活動する子どもも消極的な子どもにも共通することがあります。それは「生活習慣」です。

子どもは、生まれた時には生活習慣は身についていません。生活習慣は、生活の中で身についていく習慣です。つまり、やる気がある子どもはやる気が出るような生活習慣を、やる気が出てこない子どもはやる気が出ないような生活習慣を身につけてしまっているのです。

 

■やる気がある子どもの生活習慣は?

それでは、やる気が出る子どもの生活習慣はどのようになっているでしょうか?

①規則正しい生活リズムを身につけている

起床、就床、食事、入浴などの生活時間がルーティン化しています。勿論、親御さんの仕事の都合で時間がずれることもあると思いますが、ルーティン化しているものが体に染みついていれば、そのことによって大きく崩れてしまうことはありません。

②ルーティン化することで、先が予測できる

生活習慣がルーティン化すると、それをベースにして活動することが出来ます。例えば、夕御飯の前は課題の時間、夕食後からお風呂の時間までは遊ぶ時間など、ルーティン化していれば、今やりたいことが出来なくても後で出来るという安心感を持てるので、不安になることが減ります。

③やる気が出そうな環境づくり

子どもが活動しないので注意することは悪いことではありませんが、注意ばかりしていては子どものやる気は失われます。また、「勉強しなさい」と言って親はテレビを見て笑っている、おしゃべりを楽しんでいるという状況で、子どもはやる気を出せるでしょうか?「なんで、自分だけ?」と子どもは意地悪をされている気分になるでしょう。

兄弟がいる子どもでしたら、兄弟で一緒に取り組む時間を作るという方法もあると思いますが、一人っ子でも、親と一緒に課題に取り組む時間を作ることはできます。

 

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