本日は春分の日。
寒い日が続きますが、梅の花が咲き、先日、タンポポの花が咲いているのを見つけました。
確実に春がやってきていることを感じます。
小学校受験では季節の花に関する問題が出題されます。
例えば、花の名前や咲く季節について問われます。また、数種類の花の中から仲間はずれの花を探す問題も出題されます。
このような問題は、知識だけでなく、普段の体験についても問われている問題でもあります。つまり、普段の外出で、どのような会話がなされているのか、教育がなされているのかを尋ねる問題でもあります。
発達心理学者にピアジェという有名な人物がいます。ピアジェは、発達段階として、0~2歳を感覚運動期と位置付け、運動と感覚を通して外界へ働きかける体験の重要性を話しています。そして、これらの体験を基に、抽象的な思考へと発展していきます。
お子様は体験を通して学んでいくことが大切です。知識の詰め込みだけでは、実感がないため、想像性が乏しくなってしまいます。
外出をされるときに、お子様と花を見ながら、名前はもちろん、色、形、大きさなども一緒に見ましょう。
その際、私がお勧めしていることは、デジタルカメラなどで撮影をし、ご自宅で、ぬり絵などをして振り返ることです。
お子様は、ご家族と楽しい時間を過ごしたことを感じながら、花について、体験を通して知識を整理することができます。このことは、面接の際、「お父様、お母様とお出かけをして、どんなお話をしますか?」という質問にも自然と答えることができるようになります。
本日はとてもよいお天気になりそうです。
外出をされて、お子様と季節を感じることはいかがでしょうか?
相模原・1歳児からの幼児教室 ジニアス Infant class(無断転載禁止)
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