お子様は何時に寝て、何時に起きていますか?

お子様の脳がしっかり成長するためには、「早寝早起き」で脳の基礎体力をつけることが非常に大切です


◆古い脳と新しい脳

脳は大きく分けると、古い脳と新しい脳があります。

古い脳(大脳辺縁系)は、様々な動物が持っている脳で、生きていくために必要な呼吸、睡眠などを司る脳です。

新しい脳(大脳)は、進化した動物が持っている脳で、記憶や言語を司る脳です。下等な動物は少ししか持っておらず、ネズミ、サルと進化するにつれて、大きくなっていきます。


◆脳を育てる物質~モノアミン~

古い脳にある心は、不安、恐怖、怒りのような情動が生まれます。しかし、情動に支配されて生きていたら、毎日が人との戦いで、大変なことになります。

人間の脳は進化し、新しい脳の中に「前頭葉」という高度な脳を持ちました。前頭葉は、意欲や意思決定、行動に対する抑制などの機能が詰まっていて、いわば、脳の司令塔です。

「モノアミン神経」は、古い脳にある不安などの情動を新しい脳にある前頭葉に伝える働きを行います。


◆「モノアミン」が働ける環境とは

ここまで読むと、モノアミンがしっかり働ける環境を作ることが必要であることがわかります。そのために、必要なことが、「早寝早起き」なのです。乳幼児の脳は、生活リズムによって大きく変わります。この時期にしっかり脳を育てることにより、不安に打ち勝つ脳を持ち、思春期になって衝動的に「キレる」というようなことがなくなる可能性が高くなるでしょう。



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