遊びとおもちゃで賢い子育て

遊びとおもちゃの教室

池田恭己です。


《聴く耳》を育てる!

 

 

《聴く耳》って何ですか?
とご質問いただきました。

 

リトミックの体験レッスンの際には
必ずお話しする《聴く耳》について
お話ししています。

 

 

リトミックレッスンの中にも《聴く耳》を育てる活動を
たくさん取り入れています。

 

 

例えば

 

 

ピアノの音の高い音と低い音を聴き分ける
太鼓の音のリズムの違いを聴き分ける
音のある時、無い時に注意する

 

 

こんなことを
リトミック遊びとして
レッスン中に遊んでいると

いつのまにか『しっかり聴く』ことができるのです。

 

 

すると

 

 

今自分が何をしているのか?

 


が理解できるようになるのです。

 


自分が何をしているのか?
自分で理解できると
参加意欲も成長も
ぐ〜んと変わります。

 


自分が今何をしているのか

 


これは赤ちゃん時代からの
ママのちょっとした声かけで

 

 

《聴く耳》は早く育ちます。


 

オムツ替えをするとき
おっぱいをあげるとき
抱っこをするとき

 

 

まずは、ママが赤ちゃんにしてあげる行動を
言葉で伝えてあげる。

 

 

これだけで
《聴く耳》がみるみる養われるんですよ。

 

 

忙しいから
オムツ替えも
何か別のことで
意識をそらせて
 

 

ささっとすませたい気持ちはわかりますが

 

 

今、オムツ替えてるよ
おしり綺麗にしてるよ
綺麗になったら気持ちいいよ。

 

 

って言ってあげるだけ。

 

 

こうやって今の状況を伝えてあげることで
自分が今何をしているのか
この先どうなるのか

と見通しもたつので
オムツ替えを嫌がることもありません。


 

毎日のオムツ替えに
ちょっと声かけを変えると


 

この先の
話しを聴いて欲しい時など

 
 

さっとその準備ができるようになるのです。

 
 

これはレッスンを進めていく中でも
確実に身についていると思えることです。

 

 

さらに内容を深めようと考えていると、

 

 

《聴く耳》は子どもだけでなく

 

 

親の方にもとても大事なことなんだと思えたのです。

 

 

《イヤイヤ期》お子さまの発する

 

 

『イヤ!』にうんざりする前に

 

 

意味はわからないしチグハグな『イヤ』でも

 

 

子どもは一生懸命考えて発した『イヤ』なのです。

 

 

先ずはこの『イヤ』を聴いてあげる。

その後に、親の考えや間違いを伝える。

 

そうする事で子どもも納得する事があります。

 

毎回上手くはいかなくても、
事が長引くとは少なくなるはず。

 

親子の言葉のキャッチボールが
スムーズにできるレッスン内容が

 

生まれそうです。