遊びは子どもの仕事
遊びの中から学びを広げる

【遊びとおもちゃの教室】主宰の
池田恭己ikeda kyokoです。

 

【中高生になって親子の会話が減った?】

 

先輩ママから聞くことのある。
『思春期になると親子の会話が減った』問題。

 

『何にも話さなくなる。』って話していたりします。

 

それは、どこの家庭でもそうなると

思いますか?

 

思春期にはいった《親子の会話激減問題》


実は、


《幼児期の会話が影響しているのです。》

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思春期に入ると口数は減るにしても
会話はします。

 

 

会話しない親子は
幼児期の会話が
成り立っていなかっただけなんです。

 

 

その積み重ねで会話が減ったと
会話しているつもりの親の勘違いなんです。

 

 

『〇〇ちゃんこれはこうだよ』
『〇〇ちゃんあれはこうしなさい』

など決めつけで話してを進めてしまっている
お母さんが結構多いのです。

 

そして

子どもが何かを話しても

 

・最後まできいてない
・否定する
・決めつける

 

 

例えば

 

 

『ねえねえ、今日ね、
学校の池に車が落ちてたんだよ』

 

 

お家に帰って来て一生懸命話す子に

 

 

『そんな訳ないじゃん、
それより早く手洗ってらっしゃい!』

 

 

チ〜ン!会話終了

 

 

しぶしぶ子どもは手を洗い、
さっきの話の続きはもうしないのです。

 

 

お母さんが会話させていないのです。

 

 

もしお母さんが、

 

 

『え〜、池に車がおちてたの?』って
繰り返して言うだけで子どもは、

 


『そうなんだよ、金色でね、ピカって光ったから
池の中をのぞいたら
幼稚園の頃に好きだった
トミカの金色のパトカーだったんだよ。
だからなんだかまたトミカで遊びたくなった。』

 


何て、話に本当は発展していたのです。

 


会話が繋がるか途切れるかは
親の一言で変わります。

 


前者のお母さんの子どもでは
何か話そうとしても
すぐに切り捨てられてしまうので

 

 

『どうせ言ってもわかってもらえない』

 

 

そう思って、段々話さなくなっていくのです。

 

 

お母さんもお友だちとお茶しようって
会った時に
あなたのお話しをさえぎって
自分の事ばかり話す人と

またお茶したいって思わないですよね。

 

 

子どもは、まだまだ語彙も少なく
上手く伝られなくて
断片だけを話したりします。

 

 

子どもの話を聞くよ。
って信号を発してあげることが大事。

 

 

何、何?それでどうなったの?と
上手く聞き返して質問するだけで

会話はどんどん膨らみますね。

 

 

頭で考えて言葉を口にすることは
子どもはまだ苦手です。

 

 

考えて会話する遊びの1つに
《質問ゲーム》があります。

 

 

車の中や、病院の待合室などに
遊びグッズを忘れた時などに役立ちます。

 

 

『クスリってどこに書いてあるでしょう?』
『赤い車はどこにあるでしょう』
『お母さんは朝何を飲んだでしょう』
『さっき乗って来た電車は何色だったでしょう』

 


こんな感じで質問ゲームをしていると
『何だっけ』『どこだろう』と
自然に頭を働かせ、親子の会話へとなります。

 

 

子どももお母さんに《質問ゲーム》したくなります。

 

 

この《質問ゲーム》するだけで

 

 

考える力も洞察力も観察力も付きます。

長い夏休み親子の会話楽しみましょう。