マニラ新聞記者の水谷竹秀さんの「困窮邦人」の本を読みました。
想像以上でした、、、
- 日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」/集英社
- ¥1,575
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・借金取りから逃れたい・・・
・フィリピンクラブにはまって・・・
各人背景は異なりますが、、、多いんですね。
経済が好調な東南アジアを目指す人が増えてますが、こういう事情も知っとくべきですね。
それと、この本は”日本人”についても考えさせてくれます。。。
困窮邦人・・・・諸事情で日本を飛び出してフィリピンに渡り、おカネにつきて住むところなく、ホームレスになる日本人。
困窮邦人になり、ビザの延長ができず不法滞在になると、不法滞在に対する罰金と日本への飛行機代を工面できないと出国できない。
日本大使館はよっぽどの理由がない限り、助けてくれない。自業自得だそうだ。日本国民の税金は使えないらしい。
困窮邦人は日本を飛び出したそれなりの背景があるため、親族に言いだしづらいらしい。
仮に言っても、ほとんどは受け入れないようだ。
そうすると自分で稼ぐしかないが、日雇で働いても日本円で数十円~数百円にしかならず、日本への飛行機代を稼ぐことはほぼ不可能に近い。