5月以降何度もお伝えしている、輸入建築用木材の需給ひっ迫

いわゆるウッドショックの問題の続報です。

これまでの経緯を知りたい方は、これまでのブログをご覧ください

そして、現在どうなっているのか？

おなじみシカゴ木材先物市場の動きは・・・

＊ブルームバーグHPより

5月に1600ドルを超えた先物価格は、

現在710ドル前後まで下落しています。

これは、２０２１年年初の価格と同水準なのですが・・・・

日本木材新聞によると

年末までは更に高値が続きそうだということです。

そもそも輸入材の価格は3～4か月先に現場に入ってくる

材料を年に4回決めるのが通例で、シカゴの先物が値下

がりしていたとしても、それが反映されるのには相当時間

がかかります。

ということは、来年は価格が下がるの？と思うかもしれませんが

実はそう単純な話でもないんです。

簡単に価格が下がらない詳しい理由は、またの機会に書かせ

ていただきますが、

リアルな建築現場で木材価格の下落が

始まるのは来年4月以降との見方が大勢です。