芳雄はんが『レジェンド公演』と勝手に付けたらしい、
『ダディ・ロング・レッグズ』20日夜の追加公演に行ってきました。




17日にファンクラブからのメールでお知らせ(僕はまあやさんのIDS!からですが、芳雄はんの方にもあったんでしょうね?)と、とにかく異例のことらしく、

芳「最後の判断はまあやさん、と全部お膳立てしてから――」

真「一番最後に知らされて――いいって言うしかないじゃないですか!」

確かに急なお知らせでしたけど、チケットはあっという間に売れて今回も満員御礼!



真「今の時代だからできることですね」

芳「この(作品の)時代じゃ無理ですからね」

僕もチケット取りは10分くらい出遅れて、最初完売の×マークが出てたんですが、未練たらたらリロードしてたら30分過ぎ位に繋がって、結局、今回まで6回観た中で一番前、念願の中央扉から前のブロックでした。

芳雄はんによると、「業界では2-2と恐れられている」、2日連続2公演なんだそうで、「明日の夜が楽しみですね!」へろへろになってる?(笑)


シアタークリエは30列くらいの座席で、20列台で観ていても、とても楽しめたのですが、やはりまあやさんジルーシャと芳雄はんジャービスの表情が見えるのはとてもいい。
相手が手紙を読んでいる時の表情の動きなど、とても面白い。

過去にあーだこーだ、僅かですが書いてしまったことが恥ずかしくなる位、新しい発見の連続でした。

ジルーシャにとって、初めてジルーシャ・アボットとして認識してくれたダディの存在とか、ジャービスの苦悩の深さとか。いえ、まだまだ分かりません。だから面白い。


真「小説書いてるシーンで今日は『私はこの作品が好きだー』って書きましたもん」

そういう作品は貴重だという芳雄はん。

真「箱押してるときに『楽しいなー』って」

芳「タイプ打ちながら『楽しいー』って」

そこで?(笑)


「『特別カーテンコール』だから特別なことしないと」

と、終演後は、FC貸し切り回のように、ミニトークショー。

バンドメンバー紹介もあって、帰ろうとするpf.でバンマスのあきらさんの首根っこを捕まえる芳雄はん(笑)

芳「(事前に)言ってたじゃないですか」

あ「せめて昨日言ってくれれば、青い羽根2本と、赤いボンボン3つ着けてきたのに」

……このおっさん(失礼)、デキる!?((((;゚Д゚))))

バンド楽屋からも「毎回そんなに面白い話があるんだろうか?」と芳雄はんが疑問に思うほどの笑い声が聞こえて、とにかく仲の良い現場――芳雄はん、珍しい、とか言わな(ry

確かに不思議に思ってましたが、
毎日、毎回、違うはずの舞台上の2人にぴったりと息のあった生演奏のオケを付けてくれるバンド。

ご覧になった方は分かると思うのですが、バンドは舞台の下手袖にいらっしゃって、
案の定、舞台で演じる2人は見えず、モニターを通してタイミングを図っているのだそうです!

「……ジョン・ケアードは本当に素晴らしいんですけど……。

そこだけがね……」

なにやら別演目でも指揮者が見えなかったらしい芳雄はん。
ケアード氏は今日、別にあしながコンサートを行っているそうで、

「観に来い、と言われたんですけど、……そちらも素晴らしいコンサートだと思います」

フォローも忘れません。

とにかく観ている方も毎回気付きがあるのですが、
当たり前の事なのかもしれませんが、演じられるお二方にも新たな発見があるようで。そんなお話を聞けたこともなにやら嬉しく。

芳「ジルーシャがかわいいな、と」

真「今?!」

ミュージカル界のツッコミ王は健在(笑)

芳「チャリティーを歌っているときなど演っているほうも、その時々考えている」

与えるもの、
求めるもの――。

僕も今回の3公演、
初公演、アンコール公演、の時のそれぞれ1回ずつ、計6公演観に行きましたが、
まだまだ観たい、そして人に勧めたくなるミュージカルですね

「また僕らがやりたい」と芳雄はん。
に対し、首を傾げ、眉根を寄せて見せるまあやさん(笑)でしたが、
会場はもちろん期待の盛大な拍手でした。