TOEIC公式問題集のリスニングセクションの使い方。

 

購入当初、どう使おうか悩みました。

悩んだパートは3、4です。

(1はあまりやらず、2は通勤中にやるといった具合でした。)

 

その理由は、

 

「聞いてスクリプト見ればわかるけど、初見で把握できない。」

 

でした。

 

音読効果も手伝って、多少はついてきたリスニング力。

でもTOEICの教材となると、私が使っていた音読教材よりも早いし、長い。

固有名詞も時々出てくるし、話題も日常からビジネスまで様々。

 

心、折れそうになりました。

 

そこで採った方法は「全体をつかむ」ことでした。


パート7のときとは真逆の取り組みなのですが、流れる音声で内容を把握するには、全体的にこういう話!というのをつかむのがまずは大事、と考えたからです。

 

もちろん、一言一句がきちんと聞けるのが理想ですが、当時の私にはそんな力量はなく…orz

まずは聞いて、聞き取れる単語から話を推測(全体の流れをつかむ)しよう!と。

 

何度聞いても聞き取れない単語やリエゾンは置いといて。

繰り返し聞けば、それなりに内容はつかめてきます。

 

このときのポイントは、まだスクリプトは見ないで聞くことです。


そうすると、パート2のときと同じく、聞き取れない箇所がいつも同じであることに気づき、

気になって気になって仕方がない!という状況になるんですね。

 

そこで初めてスクリプトを見ます。

 

なーんだ、その単語を言っていたのね、とあっさり解決。

でもこれまで何度も聞いた音声は耳に残っているし、聞き取れずにチェックした単語やリエゾンも記憶に残りやすくなります。

 

公式問題集に限らずですが、リスニング問題を解く・練習するときに効果があるのは


「すぐに英文(スクリプト)を見ないこと」です。

 

純粋に聞く力だけに頼りましょう。聞き取れないところは推測しましょう。


最初から文字情報があると、自分がどこを聞き取れていないのかを確認するチャンスを失ってしまいます。

 

公式問題集リスニングについては、数年後に音読を使ったトレーニングも実践しますが、第一段階としては、このような方法でのスタートでした。

 

トライしてみてください!