私のTOEIC公式問題集の使い方を紹介します。

まず、問題冊子をリスニングとリーディングに分冊します。

2回分入っているので、1冊につき4冊できることになります。
解答冊子はそのまま。

これで、外出先でも重たい思いをせず、いつでも公式問題集を解くことができます。

仕事をしながらの勉強ですから、通勤時間はストレス少なく過ごしたい。
まずはこうして持ち歩くアイテムを軽くすることから始めました。

次にパート別ですが、移動中に「冊子」の公式問題集を使ったのは、ほとんどリーディングセクションでした。

持ち歩く段階に行く前に既に解いておくので、初見ではありません。
答えも内容も知っています。

その状態で、また電車で解いてみる。

不思議ですね。
家で解いたときと同じところで悩み、間違えるのです。

かろうじて答えを覚えていて正解したとしても、
それは「たまたま覚えていた」ことによるものであり、真の正解ではありません。

2回目3回目と解くにつれ、いかに自分が解説を読んで分かった気になっていたかを思い知りました。

解説を読んだ後の自分の理解度(セルフ)を10とすると、実際の理解度は3程度でしょうか。

それほど、こぼれ落ちている問題が多かったり、
理解した「気」になっているところがたくさんあったのです。

このまま本番に臨んでも、また同じことの繰り返しですよね。
いつも同じところでつまづき、わからない単語は同じ。変化なし。

変化のない勉強法は変化をもたらしません。

自分にとって楽なやり方(=脳が慣れている方法)で勉強しても、知識になっているようでなっていないのです。

「血肉」にするためにはどうすれば「吸収」(=真に理解)できるか。工夫しないと。

この続きは別記事に起こしますが、
「コンフォートゾーンから抜け出せ!」という、
あるセミナーの懇親会で聞いた言葉を思い出しました。

変わりたいなら、今までのやり方をドラスティックに変える、やめる、新たに始めてみる。
これもひとつの方法です。