息子に「娘が怖い」て泣きついたら、よしよしって背中撫でてくれて「でもすぐ仲良くするんでしょ」て言われた。

その話を娘にしたら「その通りだね!」て抱きついてきた。

私の引き籠り生活は天使達のおかげで安泰です。

 

 

 

2019年12月20日

 


忌み子とされ孤独だったエウドキアは、人狼の王に見初められ結婚することになる。話したこともない相手との結婚に躊躇するが、拒否権はなく王の下へと向かうエウドキア。その道中野盗に襲われるが、助けてくれたのは結婚相手であるカガンだった。精悍で王様然としたカガンに溺愛されエウドキアの心は徐々に絆されていく。婚礼も済ませ、遂に初夜を迎える二人だが月光を浴びたカガンが理性を失ってしまう。乱暴に抱かれたエウドキアはショックを受け…?

 

 

 

エウドキアとカガンの初夜が上手くいかなくて、そこからしばらくは読んでてなんだかもやもやして、でもそのもやもやがちょっと変化するのがエウドキアの代わりにウーラが怒ってくれてから。

「大体『何か怒っていることがあるなら謝る』とは一体どういう了見ですか。こっちが怒っていなければ謝る必要はないとでも?そんな形だけの謝罪になんの意味があるというんです!」

いや、これ笑った。たぶん、旦那さんにこう思ったことがある人結構いると思う(笑)

 

まぁなんだかんだちょっと規模が大きめの夫婦ゲンカだったのかなと思うけども。

犬も食わないって思いながら周りの人たちは見守ってくれてたのではないかと。

でもあれだよ、よく考えたら一番悪いのは「しきたり」なんだから、早いとこそれやめちゃおうね、て思ったよ。

だって、そのしきたりがなかったら関係こじれてないじゃないか。

こじれたからこそ想いが強くもなったわけだけども、それはそれ、これはこれ、だよね。

最終的にはお互いを想い合う素敵な夫婦を拝めるので、まあいいのですが。

 

この本も北沢きょうさんのイラスト目的で購入。

二人の婚礼衣装が素敵で眼福でした♡

耳あり陛下も、耳なし陛下もどちらも麗しくて(*^_^*)