娘が学校からもらった課題は全部終わったというので、新しいドリルを買わなきゃねって話してたら「嫌だー!やりたくないー!!」と叫んで部屋に引き籠った。

…いや、あんた、あとどんだけ休みが続くと思ってんの…?

嫌だって言っててもしょうがないじゃないの、ねぇ…

まぁとりあえず、今日やる分は終わったらしいので、明日まではだらだらする時間らしい(笑)

「全力でごろごろする!」て宣言された。

 

 

 

平成29年9月25日

 


霊の見える新人ホラー作家の熊野惣介は、怪奇小説雑誌『奇奇奇譚』の編集者・善知鳥とともに、新作のネタを探していた。心霊スポットを取材するなかで、姿はさまざまだが、同じ不気味な音を発する幽霊と立て続けに遭遇する。共通点を調べるうち、ふたりはある人物にたどり着く。霊たちはいったい何を伝えようとしているのか?怖がり作家と最恐編集者のコンビが怪音声の謎に挑む、第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作!

 

 

かれこれ2年くらい前に読んだので、なんとなく内容覚えてるんだけどなーってパラパラとページをめくりながら、怖かったような覚えもあるなー…って、ホラー文庫だし!て自分に突っ込んだ。

この作品は、第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作品ということで、巻末に選評が載ってるんだけども、その選評に「タイトルでいきなりネタばれしちゃってるのは、ご愛嬌ですね。」ていう一文があって、それを読んで「本当だ!」て思った記憶の方がはっきり残ってるという(笑)

 

霊が見えるのにめちゃくちゃびびりなホラー作家と、霊は見えないのにお祓いができる編集者っていう、おもしろいコンビのお話。

ネットで噂になっている心霊現象をふたりで取材するんだけど、まず驚いたのが「霊に話しかけるんだ!」ていう。結構衝撃的だった。

まともに話ができるかどうかもわからないし、何をされるかもわからないのに話かけるとか、どんだけチャレンジャーなんだ…というか、そういう言葉では言い表せないよね、幽霊に話しかけるって!

まぁそれは善知鳥が一緒にいるからできることなんだってのはすぐにわかるんだけど、それでもねぇ…。

…ひとりで家にいる時とか怖くないんだろうか…

 

選評で「ホラー小説なのに楽しいばかりで圧が足りない」ってあったけど、いや、あんまり圧がある作品ばかりだと、ホラーというジャンルに手を出せなくなるので、ほどほどに怖いくらいでちょうどいいと思います。

 

続きが出ていることは知ってるんだけど、まだ購入してないので、そのうちぜひに!