【日々好日】


魂は複数ある


 「人間の生命は1つであるが、魂は複数ある」…と、『国家の罠』の著者である佐藤優氏は言う。

 遅ればせながら2005年のベストセラー『国家の罠』を読んだ。凄い世界と凄い人たちがいる。冒頭の言葉は発刊して2年後、文庫本になった「文庫あとがき」に出ている。本題とは直接関係のない部分だが…

 下に興味ある部分を書き出そう。

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沖縄の独特な人間観


 「『人間の生命は1つであるが、魂は複数ある』とどうも私は考えているようなのである」(522頁)

 「沖縄には、独特の人間観がある。1人の人間に魂が複数あるのだ。その1つひとつの魂が個性を持っており、それぞれの生命をもっている」


「魂が1つしかない」

は、西洋的な見方


 これに関して作家で僧侶の玄侑宗久氏が興味深いことを述べている。

 「だいたい、魂が1つしかないということ自体、西洋的な見方にすぎない」と。


魂1つは世界の少数派


 「(精神科医の)ユングも(魂は1つという)その見方は、むしろ世界の少数派だと書いている。沖縄では1人の人間に魂は6つ、ラオスに行けばなんと魂は32あるという


2024年5月9日(木)

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10時起床


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ブラシみたいな花…😵↓
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1805年に描かれた岩↓
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大村湾から上方(関西)へ向かう
江戸時代の本陣
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