【日々好日】


手に取った文庫本


 作家・佐藤勝さんのソ連の崩壊を描いた本「国家の罠」を探して、古本屋さんのBOOKOFFに入った。 

 「ないなぁ~☺️」と帰り際、眼に入った新潮文庫。手に取って解説者を見ると…佐藤勝!110円…買った(笑)。宮本太一著『凶悪』。実話本という。


衝撃を受けた実話


 佐藤勝さん解説文の冒頭。「少なくとも、過去十年に私が読んだ殺人事件を扱ったノンフィクションのなかで、最大の衝撃を受けた作品である」…その犯罪とは…


殺人犯は子煩悩な男


 著者の宮本太一は言う。その犯罪は「慄然(りつぜん)とすべき驚愕(きょうがく)の内容」(101頁)。「まさに狂気のなせる技」(113頁)

 私も「こんな人間が居るのか…」と怖くなった。犯罪仲間の死刑囚が刑務所の中から、極悪非道な首謀者を告発した。その人物は、豪邸に住む子煩悩な男。悪魔のような人間だが、私が驚いたのは、その風貌(317頁)=下の写真。普通のおじさん。



豪邸に住むおっちゃん

 一見どこにでも居る「おっちゃん」だ。不動産ブローカーで『血の錬金術師』こと、三上静男。人は外見や風貌では分からない。「金と血に飢えた二重人格者であり、知能を兼ね備えた連続殺人犯」(23頁)。今は…終生、塀の中に収容されている。



2024年4月9日(火)
☀️
11時起床

🔽
実がいっぱい落ちている↓
🔽
🔽
🔽
🔽
サクラは…ほぼ終了
🔽
🔽
何だろう?(・・?…
(・・?↓
🔽