【日々好日】
『ヒトラーに抵抗した人々』
再読して心に残る言葉
「ヒトラー率いるナチ指導部にとって『キリスト教は、自然の法に反するもので、自然への抗議である』と否定された。ここにいう『自然の法』とは生存のための弱肉強食、優勝劣敗という生物界の様相をさしている。彼らには『弱さへの共感』や『人間愛』といった精神性は不可解なものであっただろう。(181頁)」
その環境下で、ヒトラーに抵抗した少数の人々がいた。
経済秩序が最優先課題
ナチに抵抗した人々は…ナチ崩壊後のドイツ再建について…
「『経済的諸課題を解決せずに社会状況の安定はなく、国家間の平和もありえない』と強調し、『経済秩序は人間を人間にするために奉仕すべきもの』と主張している(189頁)」
自由主義と共産主義の間
経済の基本に関する主張には、世界恐慌を招いた自由放任主義を否定し、他方でスターリン共産主義の計画経済を否定した。(190頁)
今の日本に通じる課題
何と!このことは、今の日本に通じる姿勢ではないか!
【2024年2月26日(月)】
☀️☁️
10時半起床
市立図書館の映画会へ