萩原聖人さんの対局マナーの悪さは、視聴者の間でこれまでも度々指摘されて来ましたが、現時点では改善する気配は全く見られません。
 
昨日の対局から一夜明け、萩原さんの初トップがヤフートピックスに掲載されました。

 
結局のところ、これがあるから注意できないのでしょうね。
しかし忘れてならないのは、萩原さんが(プロテストで問われるようなことは当然出来ているものとして)プロテストを免除され、特例でプロ入りをしている、ということです。
一般受験者が、プロテストで萩原さんのような粗暴な牌扱いをしていたらたら恐らく落とされることでしょう。
それにも関わらず、プロ麻雀界最高峰(のはず)のMリーグが、プロテストで落とされるようなマナ悪行為を看過する、ということは麻雀プロの存在価値を貶め、延いては自らの首を絞めることにならないでしょうか。
 
Mリーグ発足の背景と目的にこうあります。
 
 
①麻雀の競技化、健全化を図り、麻雀自体の社会的地位の向上
②認知の拡大、新たなファンの獲得
 
②を重視するあまり①を蔑ろにしているのではないでしょうか。
否、長期的に見れば②でも悪影響の方が大きいのではないでしょうか。
例えば、Mリーグで麻雀に興味を持った初心者の女性が、あんな粗暴な牌扱いを見て果たして「雀荘に行きたい!」と思うでしょうか。
 
 
萩原さんが長年に渡り麻雀人気を牽引してきてくれたことは確かですし、自身の麻雀人生を賭けてMリーグを盛り上げていきたい、という決意は尊いものだと思います。
しかしながら、これまでの多大なる貢献を以てすれば何をしても許される、というわけではないと思います。
 
萩原さんは過去の実績に甘えすぎではないでしょうか?
そしてMリーグ側も、萩原さんを甘やかしすぎではないでしょうか?
 
今までは確かに、プロ麻雀界にとって萩原さんは「お客さん」(かけがえのない1/1)という側面もありました。
しかし、プロになったからにはもう、1/2000の麻雀プロの一員として「俺様思考」とは決別してほしい、と切に願います。