日曜日(12月21日)、
東京の渋谷・原宿・千駄木を巡って、
青春18きっぷで帰ってきました。
で、最初の渋谷で何をしたか
と云うと
Bunkamuraで映画「毛皮のヴィーナス」を
観ました。
この映画は名古屋でも上映していますので
わざわざ東京で観る必要は無いのですが、
Bunkamuraでは
火曜日なら1,100円で観られるのです。
と云う訳で、観てきました。
この映画のタイトルは
「毛皮のヴィーナス」
え、モゾッホの?
「毛皮を着たヴィーナス」?
その様でした。
それ以上の前知識は
今回は特に得ずに向かいました。
何しろ、急に決めたので……
「火曜日は1,100円!」
と云うことで。
心配した点は言語。
パンフレットに因ると
原題は「VENUS IN FUR」
英語……
更に脚本家はアメリカ人……
でも、フランス語でした。
少し安堵。
で、映画の冒頭は
降りしきる雨の中
劇場に向かって進んでいく
主観映像。
え?
劇場?
しかも現代のパリ?
未見の方は
これ以上お読みにならないで。
見る気が失せるといけませんので。
劇場で主演女優のオーディションを
脚本家(本人は脚色担当と言います)が
終えたところ。
雨の中をやって来たのは
オーディションを受けに来た女性。
遅刻した訳です。
いや、エントリーしたかどうかすら
不明な状況でした。
その後、押しが強い女性に
脚本家が押し切られ……
オーディションを止めるに止められず
婚約者との食事の約束も反故……
女性はライティングで一目置かれ、
発声と姿態で雰囲気を上げ、
更にバッグから様々な小道具が、
(まるで、どこでもドア)
惹き寄せられ、言いなりとなる脚本家。
そう、
「毛皮を着たヴィーナス」の演劇を創る中に、
演劇の外の現実にも
女主人と隷属する青年を組み込んだ
二重構造の映画です。
映画自体は面白く、
正に「ロマン。ポランスキー劇場」と
云った世界を構築しています。
ただ、
これを観た人の多くに
マゾヒズムに関して誤解・曲解が
生じはしないか
と云う危惧がある点です。
映画の予告やwebページでは、
「マゾッホ原作の映画」と言わず、
「ポランスキー監督の映画」であると、
謳っていますね。
正直に。