2007年2月22日(木) 晴れ


今日はカルカッソンヌ♪

カルカッソンヌ駅を出て、ひたすらla citéを目指して歩く。

30分位して到着。

運良く、城塞内に入ってすぐユースホステルを発見。


へぇ・・・ここが・・・。

la citéにふさわしく、あまりにもお洒落で少しびっくり。


受付のおばさんに、「予約してないんですけど、今夜泊まれますか?」と訊くと、難色を示しながらも「今ちょっと調べてみるわね」と言う。

ちょっと太った、いかにも陽気なおばさんだった。

「ある家族が来なければ泊まれるんだけど・・・」(←よく理解できなかったが、一家族の動き次第といった感じだった。)


「もうちょっと待っててね」ということで、フロント近くのソファーで待機。

しばらくして、「15時頃にならないとちょっと分からないわ。とりあえず荷物だけ置いていく?」と訊かれたので、そうした。


「多分、今夜はダメだと思うわ」とおばさん。

だよな~。だって、ネットでも予約できなかったもん。

今夜は高くても城塞内のホテルを探すか・・・それとも安い城塞外のホテルで妥協するか・・・。


安いって言ってもここのユースホステルの1泊16.50ユーロ※当時(朝食付き・城塞内)に匹敵するところなんてないよな~。

でも、仕方ない。

ここはネットで満室なの知ってたから、初めからダメもとだったし。

ひょっとして・・・と思って訪ねてみただけ。


ということで、荷物を置いて早速観光。


まずは目玉のコンタル城。



OLのゆるい女一人旅

軍事用なだけあって、美しいというよりかは力強さを感じる造り。

中は博物館になっていて、当時の一里塚(石の目印)や石棺、彫刻などが展示されていた。

15時~はガイドツアー。フランス語で約1時間。

ガイドのおじさんの話の内容が理解できないのは残念だったけど、ツアーに参加しないと見せてもらえない野外劇場等とっておきの場所をいくつか見られて満足。


OLのゆるい女一人旅

その後すぐ近くにあるサン・ナゼール寺院へ。



OLのゆるい女一人旅

ここは思ったより小さい。

そして工事の音に興醒め。けど、中のステンドグラスの美しさには思わずうっとり。

左右対称の模様、騎士の絵が物語風に描かれた模様等、どれも繊細でキレイ。

そんなステンドグラスが、かなり沢山の数ある。

こんなに多い寺院、教会は初めてだ。

その後は小道に沿ったところにあるカフェへ。


OLのゆるい女一人旅

ここからは先程のコンタル城が見え美しい。

軽食ばかりしかなかったので、仕方なくピザ風トーストを頼む(ホントは朝サンドウィッチを食べたきり何も食べてなく、おなかがすっごく空いていたので、パスタとかガッツリしたものが食べたかったんだけど)。


店員の兄ちゃんが異常なほどノリノリでビビった。

この人に限らず、こっちの店員やホテルの従業員て、良い意味でも悪い意味でもフランクな人多いよね。鼻歌とかすぐ歌うし!

日本のサービス業と全然違う。


その後城塞内をしばし散策し、


OLのゆるい女一人旅


OLのゆるい女一人旅

ホステルへ18時頃向かう。

荷物を受け取りに行くと、何と今夜泊まれるという!

例の家族が泊まらないらしい。

「本当!?」と言って私の表情がぱぁっと明るくなると、受付のイケメン(今度はさっきのおばさんじゃなかった)も”Yes!”とか嬉しそうに返してきた。

チッ。かっこいいな。何なんだ、あのイケメンの余裕の笑みは。


部屋は4人用。

部屋にシャワーがあり、トイレは共同。どこも驚くほどキレイ。

これであの値段はすごい!!


18:30頃夜の散歩に出る。

コルドの時と同様、これが目当てで城塞内の宿泊所にこだわったのよ。

外に出たばかりの頃はまだ割と明るく、ライトアップもされていなかったが、


OLのゆるい女一人旅

それから間もなくして城塞の周りのライトが付き、気が付くと辺りも暗く、すっかり夜になっていた。


OLのゆるい女一人旅

それはそれは本当に綺麗で神秘的だった。


OLのゆるい女一人旅

ライトに照らされた城塞はもちろんのこと、そこから見える下町の夜景もまたスゴイ!

まるで、宝石箱をひっくり返したみたいだった。

コルドの時のように田園の夜、というのも良いけれど、ここカルカッソンヌのように、比較的大きな町の夜景というのは明かりがたくさん灯っていてまた違った美しさがある。


城塞の外に出て、ライトアップされた城塞の写真を撮っていると、道沿いの家から70過ぎ位のおじいさんが出てきた。

初め、何か話しかけているのかな?と思って見てみたら、私の足元にパピヨンとかチワワとかそういう系の犬(小型犬)がいて吠えていた。

どうやらその犬(おじいさんの飼い犬)に話し掛けているようだ・・・。

ちょっと生意気ながらも可愛らしい犬だったので、思わず顔がほころんで微笑みかけたら、おじいさんもこっちを見てすごく良い笑顔をくれた。

非常に良い空気である。


すると、おじいさんが私に「城を見てるのかい?」と訊いてきた。

「はい、そうです。」と言うと、「花が咲いてるねぇ。」と言ってきた。


そう、ここら辺にはもう(多分梅の)花が咲き始め美しかった。


その後も何か話し掛けてくれたのに、「フランス語話せないんです。私、日本人なので・・・さようなら」としか言えなかったのがもどかしい。

おじいさんは驚いたような顔をして「さようなら・・・」と言ったけど、私がフランス語に不自由していること、ちゃんと伝わったよね?すごく感じの良いおじいさんだっただけに、失礼な印象を与えなかったかすごく心配。


あーあ、もっとフランス語が話せるようになりたい!
贅沢を言うならば、母語に限りなく近い状態で操りたい。

はぁ、悔しい・・・。

せっかくあの年代のフランス人で、しかも城塞のすぐ側に住んでいる人と話せる貴重な機会だったのにぃ~。

こんなチャンスめったにないよね。

も~、よし!

今度フランスに来るまでに一生懸命フランス語を勉強して、もっともっと話したり聞き取れるようになるぞっっ!


今回の旅行はフランス語学習へのモチベーションを高める良い機会になったと思う。


ところで、ユースホステルの部屋はもともと一家族が使う予定だったせいか、私ともう一人のフランス人の女の子(多分フランス人。西洋人なのは確か)しかいない!

超ラッキーだわ~!!