バーゼル、ジュネーヴを中心に大規模な
新作プレゼンテーションが行われ、
世界中の時計ファンやバイヤーが集結する
(2005年は、なんと8万5000人もの専門バイヤーが
来場したというから驚き)。
その前に、昨年から発表されている時計の中から、
「美的感覚とメカニズムの融合」をテーマに、
仰々しくなく、また個性的で新しい印象を与える、優雅な2本の時計を
紹介したいと思う。
1、 PARMIGIANI FLEURIER(パルミジャー二・フルーリエ)
「LUNA BLU」

(パルミジャーニのレディース「LUNA BLU」:奇麗です)
文字盤のブルーが鮮やかな非常に美しいデザイン。
詩的で知性を感じさせ、
また数字の書体と、月齢を示す”ムーンフェイズ”、
ベゼルや文字盤にちりばめられたダイヤモンドが絶妙なバランスを
作り上げている。
小窓の曜日なども読みやすい。
さらにパーペチュアルカレンダーとレトログラード機構が、
高い技術力を証明する。
パーペチュアルカレンダーは「永久カレンダー」とも呼ばれ、
時計が動いている間は日付調整の必要がない。
(例えばそれ以外の時計の場合、31日までない月は次の月に変わる時
日付を手動で進めなければならない)
レトログラードは1日~31日まで扇型に書かれているカレンダーの数字
がその月の終わりまでくると(3月なら30日)、一瞬にしてまた1日に
戻るというしくみ。
機械式でこれをしっかりと機能させるには部品をバランスよく組み立て、
バネの力加減などを丁寧にコントロールする必要がある。
2、BREGUET(ブレゲ)
「Tradition」

(ブレゲの「Tradition」:日本定価は262万5000円だそうです。)
昔の懐中時計をモチーフにしているのにもかかわらず、
新しさを感じさせるブレゲの力作で、ユニークかつ玄人受け充分。
18世紀の天才時計師「アブラアン=ルイ・ブレゲ」のエスプリを
腕にまとう充実感は他にない(といっても触れたことはないが、、、そう思う)。
もうすでに日本の時計雑誌でも取り上げられていただろうが、
この時計はショーウインドウ越しに見るよりも、近くで見たいと
強く思わせるだけの雰囲気がある。。。
とまあ、そんな2本の時計をアップしてみたが、今年はどんな時計が
でてくるのだろうか。
頑強なスポーツモデルなんかも楽しみである。
今年はバーゼルの時計ショーにいってみようと計画しているところだ。
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