ロレックスの求人広告 | サムライ時計師スイスで修行してきました!

サムライ時計師スイスで修行してきました!

スイスといえば自然、銀行、そして時計。
いやいやそれだけではありません。
ハイジの故郷は、実はこんな国なんです。
(ヨーロッパ 海外 海外生活)
そして帰国しました。

rolex
(ロレックス社の求人広告)

ジュネーヴで読まれている新聞は、
「Tribune de Geneve」(トリビューン・ドゥ・ジュネーヴ)紙である。
毎週水曜日には必ず求人案内が掲載され、
ジュネーヴで最も充実した求人情報が提供されている。

時計業界の求人も多く、ビックネームから小さな修理専門のアトリエまで、
それはそれは幅広い会社と仕事内容である。

今週の求人広告のうちのひとつに「ROLEX」社があった。

ロレックスはスイスにおける時計会社の中でも
従業員数がダントツに多く、そのぶん人の出入りが激しいため、
ほぼ毎週何かしらの求人を出している。

今回は、「Un Constructeur mecanique」(機械技師)、
の募集であった。 どんなことが広告に書いてあるのか見てみると、、、

「我が社の秀でた名声は、発明と開発の2分野への取り組みによるものである。」
という自画自賛から始まり、
「生産におけるメカニシャンを探している」とアナウンスしている。

そして、その仕事内容は、
1・時計を構成(作る)ために必要な機械道具(設備)を考え出し、それを作る事。
2・技術面の問題に対する発明と対応。
3・工房で使われる道具(工具)類に対応する。
4・技術革新への取り組み方法を共有させる
   (つまり、新しい技術情報をコントロールするということ)。

かなり専門的で責任が重そうである。。。
資格としては、
1・機械技術や精密機械工学あるいはそれ同等の
   エンジニアか技術者の資格
2・道具類への理解力は必須。
3・コンピューターのソフトエンジニア修士号が望ましい
4・デジタルシュミレーション技術の知識を
   「切り札」としてもっている。

と、目が回りそうな優秀さ。

最後に待遇について、
仕事環境や社会保障などは’エクセレント’であると示し、
下記の住所へ履歴書とともに連絡してくださいと結ばれている。

こういった仕事は会社にとってまた時計にとってかなり重要で、
失敗が本当に許されない、ある部分では核になるセクションである。

当然フランス語は必須ですが、そんな方がいらしたら
立候補してみてはいかがでしょうか???