時計師について、その1 | サムライ時計師スイスで修行してきました!

サムライ時計師スイスで修行してきました!

スイスといえば自然、銀行、そして時計。
いやいやそれだけではありません。
ハイジの故郷は、実はこんな国なんです。
(ヨーロッパ 海外 海外生活)
そして帰国しました。

スイス就労ビザ
(スイス就労ビザ)

時計師。
フランス語で「Horloger(オロロジェ/時計の人)」、英語では「Watchmaker」と呼ばれている。
村上龍 の「13歳のハローワーク 」でも紹介されている専門職である。



時計師という言葉は、時計を作る人や時計を修理する人、つまり時計の内部に触れる技術者に対して使われるのが一般的で、デザインのみを担当する場合は時計デザイナー、設計に携わる人は設計者、部品を作る人たちはメカニックなどと呼んで区別している。

産業革命で工業化が進み、製造業がコストと生産性を追求した歴史があるように、時計の世界も分業制をより細分化することによって繁栄してきたという事実がある。
今の時計業界の繁栄はそういった先人たちの努力があり、その過去の積み重ねのおかげで今の時計師たちがいるわけである。

一見、頑固で俗世間的な職人が、小手先の技術と機械への偏愛によって飯を食っていると思われがちな時計師という職業であるが、歴史をひも解いてみると、高校の歴史の授業で出てきた人物や事件がからんでたりすることもあって、かなり奥が深い時計師。

一つの歴史に関わっていると想う事は、修行の身にとって非常に励みになるんですよ。