8月9日から12日までベルリンに出張に行きました。

すでに朝晩は涼しい、薄手のコートが必要かも、と聞いていましたが、日差しは強く、帽子を持ってこなかったのを後悔しました。

ホテルはベルリン中央駅から徒歩５分弱のHotel Motel Oneというビジネスホテルです。急速な円安で数か月前に予約した時と今とでは日本円に換算した時の値段が上がっています。

今回のホテルの紹介を少々。シングルルームなのですが、ベッドは大きなサイズです。部屋は狭いですが、必要なものはたいていそろっていました。仕事のしやすいデスク、ランプ、たくさんのコンセント、セイフティボックスなど。シャワールームにはヘアドライヤー、ヘアー＆ボディー用ソープ、液体せっけん、ティッシュペーパーも置いてあります。

困ったのは、部屋に電話が置いていないこと。アイロンを借りたかったのですが、電話が置いてないためレセプションに聞くことができません。わざわざ下まで降りて行って、行列ができているところに並ぶのもねー、という感じです。自分のスマホから国際電話を使ってまで聞くことでもないし。というわけで、アイロンは結局使いませんでした。また、ハンガーが少ないので、私は自宅から持ってきたハンガーを全出動させました。

ホテルの1階には広いバーがあり、外のベランダで飲み物をいただくこともできます。その向こうは昔監獄があったことを記念する歴史公園なので、風がよく通ります。私はここのベランダのバーで、森鷗外がドイツ留学中に「ビールの利尿作用」についての論文を書いた際に使ったビール、「Spaten（シュパーテン）」を飲みました。ミュンヘンの、すっきりした飲みやすいビールです。不思議なことに、ここはホテルの中のバーなのに、クレジットカードが使えず、現金のみの扱いでした。ビールと引き換えにお金を渡すと、バーの男性は「イタダキマス！」と日本語っぽく笑顔で言ってくれました。いただきまーす！

今回の出張は、９月に学生を連れての研修を行うための関係各所との打ち合わせのためです。12日にはスイスのジュネーブに移動します。

２か月ぶりのヨーロッパ